
鬼才M・ハネケ監督が、不条理サスペンス仕立てで現代社会の奥底に潜むさまざまな問題を浮き彫りにし、カンヌ国際映画祭の監督賞ほか、数々の映画賞に輝いた衝撃の問題作。
TVの人気教養番組のホストであるインテリ文化人のジョルジュだが、彼の家の正面を隠し撮りしたビデオテープや奇妙な絵が正体不明の相手から送りつけられ、愛する妻子と平和な日々を送っていた彼の生活はがらりと一変。ジョルジュは不安といらだちを募らせるが、自分の心の奥底に封印していた遠い日の記憶がよみがえるように。それは子どものころ、当時まだフランスの植民地だったアルジェリア出身の友人をめぐる苦い記憶で……。作品データ
- 原題/Cache
- 制作年/2005
- 制作国/フランス/オーストリア/ドイツ/イタリア
- 内容時間(字幕版)/119分
- ジャンル/ドラマ
受賞歴
- 第58回(2005)カンヌ国際映画祭監督賞「ミヒャエル・ハネケ」
出演
役名 | 役者名 |
---|---|
ジョルジュ | ダニエル・オートゥイユ |
アン | ジュリエット・ビノシュ |
マジッド | モーリス・ベニシュー |
ジョルジュの母 | アニー・ジラルド |
ジョルジュの上司 | ベルナール・ル・コック |
マジッドの息子 | ワリッド・アフキ |
スタッフ
-
監督ミヒャエル・ハネケ
-
製作ファイト・ハイドゥシュカ
-
脚本ミヒャエル・ハネケ
-
撮影クリスチャン・ベルジェ