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少年

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少年

現代社会に対して常に果敢に挑み続けた鬼才・大島渚監督が昭和44年、当時現実に起きた事件をもとに“当たり屋”を商売とする少年の姿を苛烈なタッチで描いた屈指の傑作。

走行する車にあえてぶつかってドライバーから示談金をゆすり取る“当たり屋”。そんな哀しい商売に親子で精を出し、当時世間をあっと驚かせた実際の事件を、鬼才・大島監督が日本の国家や家族のありように対する苛烈な批判を盛り込みながら、当時としてはタイムリーに映画化。少数の撮影クルーとともに日本全国をロケで縦断しながらロードムービー形式で本作を撮り上げ、その多彩な作品群の中でも普遍性と完成度の高い屈指の傑作に仕上げた。

少年

現代社会に対して常に果敢に挑み続けた鬼才・大島渚監督が昭和44年、当時現実に起きた事件をもとに“当たり屋”を商売とする少年の姿を苛烈なタッチで描いた屈指の傑作。

“少年”の家族は、傷痍軍人の父親、その後妻で少年にとっては継母にあたる母親、彼女が生んだ子でまだ幼い弟・チビの4人。彼らは少年と母が道を走る車に自分からぶつかり、脇で見ていた父がドライバーに食ってかかっては示談金をゆすり取る、“当たり屋”だ。一家は全国行脚の旅を続けるが、度重なる仕事のせいで少年は傷だらけになり、それを不審に思った者が現われ、警察は事故の検証へ。一家は東北、北海道を必死で逃げ回る。

作品データ

  • 制作年/1969
  • 制作国/日本
  • 内容時間/98分
  • ジャンル/ドラマ

出演

役名 役者名
渡辺文雄
小山明子
少年 阿部哲夫
チビ 木下剛志

スタッフ

  • 監督
    大島渚
  • 製作
    中島正幸
  • 製作
    山口卓治
  • 脚本
    田村孟
  • 撮影
    吉岡康弘
  • 撮影
    仙元誠三
  • 音楽
    林光

ユーザーレビュー

現在、1件のレビューが登録されています。

  • 少年から観た、当たり屋一家

    • ★★★★☆
    • 祭ばやしが聞こえる
    • 2014/01/17 14:44

    スト−リ−は、戦争で負傷した事を口実に定職につかない男(渡辺文雄)と彼の先妻の息子・主人公の少年(阿部哲夫)。男の同棲相手の彼女(小山明子)との間に生まれた子供 続きを読む

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