京極夏彦が四谷怪談を新たな解釈で語り直した同名小説を、世界のニナガワこと舞台演出家・蜷川幸雄が映画化。唐沢寿明、小雪ら豪華キャストで伊右衛門とお岩の悲恋を描く。
貧しい浪人の伊右衛門は、跡継ぎのいない民谷家に婿入りすることになった。病で顔がただれ、美貌を失った民谷のひとり娘・岩は、家名を残すためだけのこの縁談を嫌い、夫となった伊右衛門に心を開こうとしなかったが、いつしか真摯な彼の姿に心打たれ、深く愛し合うようになる。そんなある日、伊右衛門は上役にあたる筆頭与力・伊東に呼び出される。伊東は、かつて岩に想いを寄せながら拒絶されたことを今も恨みに思っていた。