映画

みなさん、さようなら［2003年版］

最期まで自身の享楽主義的な生き方をかたくなに貫く偏屈パパ。その人生の終幕を軽妙洒脱なタッチで綴り、第７６回アカデミー外国語映画賞など数々の賞に輝いた秀作ドラマ。

人生の最期の時を迎えてなお、自らの享楽主義的な生き方をかたくなに貫き通す偏屈パパと、そんな父親に半ば愛想を尽かしながらも、彼の望みを極力叶えてあげようと奔走する息子。カナダの実力派映画作家D・アルカン監督が、父子の心の絆を物語の軸に、人生にとって幸せとは一体何かというテーマを軽妙洒脱なタッチで描写。第76回アカデミー外国語映画賞、カンヌ国際映画祭2部門受賞をはじめ、数々の映画賞に輝き、世界中で好評を博した。