映画

道中師－怨み掏ります　恋も掏ります－

過去の復讐に立ち上がる青年の死闘を、アクション＆エロス満載で描いた娯楽時代劇。名作「子連れ狼」の小池一夫＆小島剛夕が生んだ、もうひとつの劇画「道中師」を映像化。

Vシネマのミニ・ブームが発生した1990年代、キングレコードが製作したビデオ用映画“スーパー時代劇”シリーズの中の1本で、TV“必殺”シリーズなどでも活躍した時代劇の名スタッフたちが丁寧な映像美で、時代劇の神髄プラス大人のエロチシズムを楽しませてくれた、その中の1本。なお“道中師”とは、本作では旅の途中の者から金品を奪う専門家のことを指す。本作も主人公のワイルドな暴れっぷりが男性ファンには痛快な見どころになった。主人公に扮したのはTVドラマや舞台の活躍が多い梨本謙次郎。