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ジョニーは戦場へ行った

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ジョニーは戦場へ行った

第1次世界大戦で重傷を負って手足を失い、目や耳の機能も奪われた青年の運命を悲痛に描き、第24回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリなどに輝いた反戦映画の名作。

包帯やマスクで全身を覆われ、病床に横たわる主人公の姿を見つめたモノクロの映像と、彼の脳裏に浮かぶ記憶や夢想を綴ったカラーの映像とが、彼の内なる心の叫びを通じて交互に映し出され、戦争の悲惨さを浮き彫りにしていく。真摯なメッセージが胸を打つ感動作。自作の小説を原作に、65歳で初監督に挑んだのは、かつて赤狩りによってハリウッドで迫害された名脚本家D・トランボ。ロバート・リッチ名義で脚本を書き、第29回アカデミー賞で原案賞を与えられたが名乗りを上げられなかった「黒い牡牛」事件は有名。

ジョニーは戦場へ行った

第1次世界大戦で重傷を負って手足を失い、目や耳の機能も奪われた青年の運命を悲痛に描き、第24回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリなどに輝いた反戦映画の名作。

第1次世界大戦の戦場で砲弾を受け、重傷を負った20歳の青年兵ジョー。担ぎ込まれた病院で両方の手足を切断され、見ることも聞くこともできなくなる。すっかり変わり果てた状態で病院のベッドに横たわる自分を発見し、心の中で嘆き悲しむジョー。鎮静剤を注射され続ける、そんな彼の脳裏に出征前夜、恋人のカリーンと初めて一夜をともに過ごしたこと、釣り好きだった父親との思い出など、さまざまな記憶がよみがえっていき……。

作品データ

  • 原題/Johnny Got His Gun
  • 制作年/1971
  • 制作国/アメリカ
  • 内容時間(字幕版)/112分
  • ジャンル/ドラマ

出演

役名 役者名
ジョー ティモシー・ボトムズ
カリーン キャシー・フィールズ
ジョーの父親 ジェイソン・ロバーズ
ジョーの母親 マーシャ・ハント
“キリスト”と呼ばれる男 ドナルド・サザーランド
4番目の看護師 ダイアン・ヴァーシ
スウェード デヴィッド・ソウル

スタッフ

  • 監督
    ダルトン・トランボ
  • 製作
    ブルース・キャンベル
  • 脚本
    ダルトン・トランボ
  • 撮影
    ジュールス・ブレナー
  • 音楽
    ジェリー・フィールディング

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