映画

グッド・ウィル・ハンティング　旅立ち

第７０回アカデミー賞で２部門に輝いた青春映画。Ｍ・デイモン、Ｒ・ウィリアムズ、Ｂ・アフレックらの共演で、天才的知能を持ちながら反抗的に生きる青年の苦悩を描いた。

感動的な脚本を執筆したのは、主人公ウィルとその親友チャッキーに扮した、実際にも幼なじみ同士である出演男優2人、デイモン（“ジェイソン・ボーン”シリーズ）とアフレック。まさに渾身の自作自演で、2人がアカデミー賞授賞式で脚本賞を受け取った瞬間はオスカー史に残る名場面に。また、大学講師役を人間味たっぷりに好演したウィリアムズも、今回の助演男優賞が初のオスカー獲得に。ノミネート4度目での初受賞はその人気からは意外だったかもしれない。監督は「誘う女」「ミルク」の鬼才G・ヴァン・サント。