
日本が生んだ巨匠の溝口健二監督が森●(鴎の旧字)外の原作で知られる“安寿と厨子王”の流転の運命の物語を映画化。ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞に輝いた珠玉の名作。
平安時代の末期。越後を旅する途中、人身売買業者に騙され、母親と生き別れとなった、安寿と厨子王という幼い姉弟。その後、丹後の国の冷酷な地主・山椒大夫のもとで10年間も奴隷として酷使された姉弟だったが、風の便りに母親の消息を知り、安寿は自らの身を犠牲にして厨子王の逃亡を助ける。やがて晴れて丹後の国守となり、山椒大夫を捕らえた厨子王は、母親を訪ねて佐渡へ赴くが……。作品データ
- 制作年/1954
- 制作国/日本
- 内容時間/125分
- ジャンル/歴史劇/時代劇/西部劇
出演
役名 | 役者名 |
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玉木 | 田中絹代 |
厨子王 | 花柳喜章 |
安寿 | 香川京子 |
山椒大夫 | 進藤英太郎 |
仁王 | 菅井一郎 |
姥竹 | 浪花千栄子 |
平正氏 | 清水将夫 |
スタッフ
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監督溝口健二
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製作永田雅一
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脚本依田義賢
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脚本八尋不二
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撮影宮川一夫
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音楽早坂文雄