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愚か者の船

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愚か者の船

1933年、大西洋上を航海するドイツ客船に乗り合わせた人々が織り成す悲喜劇を豪華スターの競演で描き、第38回アカデミー賞2部門に輝いた人間ドラマの異色問題作。

K・A・ポーターが1962年に発表した原作を、オールスター・キャストで映画化。ナチス・ドイツの政権が誕生した1933年、大西洋上を航海するドイツ客船に乗り合わせたさまざまな人々が織り成す人間模様を通して、その後生じる世界的悲劇を鋭く予見させるという内容は、さすが先に「ニュールンベルグ裁判」を手がけた社会派の名匠、S・クレイマー監督ならでは。本作が遺作となったV・リーをはじめ、S・シニョレ、L・マーヴィン、O・ウェルナー、J・フェラーらによる息詰まる豪華競演も見逃せない。

愚か者の船

1933年、大西洋上を航海するドイツ客船に乗り合わせた人々が織り成す悲喜劇を豪華スターの競演で描き、第38回アカデミー賞2部門に輝いた人間ドラマの異色問題作。

1933年、メキシコからドイツへ向けて豪華客船のベラ号が出航。ナチ信奉者のドイツ人リーバや、球団をクビになったアメリカ人の野球選手テニー、お高くとまった中年女性のメアリー等々、そこにはさまざまな船客たちが乗り合わせていた。途中、キューバに寄港した同船は、サトウキビ畑で働いていた大勢の労働者たちや、彼らに同情したばかりに政治犯として刑務所へ護送される伯爵夫人を、さらなる客として乗せることになる。

作品データ

  • 原題/Ship of Fools
  • 制作年/1965
  • 制作国/アメリカ
  • 内容時間(字幕版)/150分
  • ジャンル/ドラマ

受賞歴

  • 第38回(1965)アカデミー賞モノクロ撮影賞「アーネスト・ラズロ」
  • 第38回(1965)アカデミー賞モノクロ美術賞「ロバート・クラットワーシー、ジョゼフ・キッシュ 」
  • 第31回(1965)ニューヨーク映画批評家協会賞主演男優賞「オスカー・ウェルナー」

出演

役名 役者名
メアリー・トレッドウェル ヴィヴィアン・リー
伯爵夫人 シモーヌ・シニョレ
リーバ ホセ・フェラー
テニー リー・マーヴィン
シューマン オスカー・ウェルナー
デヴィッド ジョージ・シーガル

スタッフ

  • 監督
    スタンリー・クレイマー
  • 製作
    スタンリー・クレイマー
  • 脚本
    アビー・マン
  • 撮影
    アーネスト・ラズロ
  • 音楽
    アーネスト・ゴールド

ユーザーレビュー

現在、1件のレビューが登録されています。

  • タイトルどおり

    • ★★★☆☆
    • hero come on
    • 2012/03/13 14:51

    あらすじは、解説のとおり。

    確かに愚か者の集まりだったが、一つの人生の縮図とみれば、それなりに愉しめた。

    この作品の時代設定が1933年ということを
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