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ダイヤルMを廻せ!

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ダイヤルMを廻せ!

“サスペンス映画の神様”A・ヒッチコック監督が、伝説的女優G・ケリーを初めてヒロインに迎えて放った密室サスペンス。財産家の美しい妻が、ある犯罪に巻き込まれ……?

本作の後、主演女優ケリーは「裏窓」「泥棒成金」と、立て続けにヒッチコック作品に主演するが、そんなコラボの原点としても必見の本作。傑作「裏窓」と同年に作られ、最盛期のヒッチコック作品ならではの意匠が楽しめる。ストーリーはブロードウェイのヒット舞台劇に基づいたもの。初めて劇場公開された際は3D上映がされ、作品全体で視覚的立体感を味わえるようにした。今回のオンエアではそうした立体効果を特に楽しむことはできないが、電話やハサミ、鍵といった小道具の巧みな使い方は、さすがヒッチコック!

ダイヤルMを廻せ!

“サスペンス映画の神様”A・ヒッチコック監督が、伝説的女優G・ケリーを初めてヒロインに迎えて放った密室サスペンス。財産家の美しい妻が、ある犯罪に巻き込まれ……?

英国のロンドン。元テニス選手のトニーは、財産家の娘である妻マーゴが相続する遺産を狙って殺害を計画。昔の学友スワンの弱みにつけ込み、彼にマーゴを絞殺するよう仕向けるが、抵抗したマーゴがとっさにつかんだハサミで逆にスワンを刺殺してしまうという予期せぬ事態に。そのことを知ったトニーは先回りして新たな偽装工作を施し、マーゴが米国のTV業界人マークと不倫していると証明することでマーゴを窮地に追い込むが……。

作品データ

  • 原題/Dial M for Murder
  • 制作年/1954
  • 制作国/アメリカ
  • 内容時間(字幕版)/106分
  • ジャンル/サスペンス/ミステリー

受賞歴

  • 第20回(1954)ニューヨーク映画批評家協会賞主演女優賞「グレイス・ケリー」

出演

役名 役者名
マーゴ・ウェンディス グレイス・ケリー
トニー・ウェンディス レイ・ミランド
マーク・ハリデイ ロバート・カミングス
ハバード警部 ジョン・ウィリアムズ
スワン・レズゲイト アンソニー・ドーソン
ピアソン パトリック・アレン

スタッフ

  • 監督
    アルフレッド・ヒッチコック
  • 製作
    アルフレッド・ヒッチコック
  • 脚本
    アルフレッド・ヒッチコック
  • 撮影
    ロバート・バークス
  • 音楽
    ディミトリ・ティオムキン

ユーザーレビュー

現在、2件のレビューが登録されています。

  • 『鍵』が『キー』…

    • ★★★★☆
    • hero come on
    • 2016/01/06 10:04

    …年末年始は初回放送ものが少ないので、溜め置いたBD(2000作以上)から無作為にチョイスして観てみた。
      …『本作の後、主演女優ケリーは「裏窓」、「泥棒成
    続きを読む

  • 3作品あるグレース・ケリーの初主演作

    • ★★★★☆
    • ちゃん68
    • 2012/09/15 11:49

    ヒッチ・コック監督はブロンドの女性がお好みのようで、最もお気に入りの女優さんはグレース・ケリーだったようだ。本作は3本あるグレース主演作の中では地味な印象は拭え 続きを読む

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