
昭和39年(1964年)、石原裕次郎が得意のアクション路線を離れ、人間味あふれる熱演を披露。脳腫瘍で余命わずかな少年と交流する主人公に扮したヒューマン・ドラマ。
高村家の専属運転手、鉄哉は同家の子息、俊夫の体の調子がおかしいことに気づく。医師の診断によれば、俊夫は脳腫瘍にかかっていた。俊夫を気づかうあまり、思わず医師に食ってかかる鉄哉。やがて長時間に及ぶ手術が行なわれ、腫瘍はすべて切除できたわけではないが、俊夫はとりあえず退院できることに。実は鉄哉には同家に来る前、ダム工事の現場で働いた当時に暗い過去があり、それゆえに命の大切さを痛感してきた……。作品データ
- 制作年/1964
- 制作国/日本
- 内容時間/95分
- ジャンル/ドラマ
出演
役名 | 役者名 |
---|---|
橋本鉄哉 | 石原裕次郎 |
浩子 | 十朱幸代 |
俊夫 | 小倉一郎 |
和子 | 三宅邦子 |
沖山 | 山形勲 |
圭吾 | 宇佐美淳也 |
塩見 | 清水将夫 |
スタッフ
-
監督松尾昭典
-
脚本山中恒
-
撮影横山實
-
音楽黛敏郎