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ゴダールの探偵

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ゴダールの探偵

「勝手にしやがれ」などの傑作で、フランスにヌーヴェル・ヴァーグありと宣言した奇才ゴダール監督。彼が「ゴダールのマリア」と同じ85年、カンヌ映画祭に正式出品して、久しぶりにゴダール健在を顕示。舞台はパリのサン・ラザールにある一軒のホテル。そこを舞台に4組のグループがおりなす運命の物語を同時進行でつづった、ユニークな群像ドラマ。米国の古典「グランド・ホテル」はじめ、メロドラマやフィルム・ノワールの引用をちりばめ、映画的密度を高める手法はゴダールならでは。「勝手に逃げろ/人生」のバイやF・トリュフォー監督の“アン

「勝手にしやがれ」などの傑作で、フランスにヌーヴェル・ヴァーグありと宣言した奇才ゴダール監督。彼が「ゴダールのマリア」と同じ85年、カンヌ映画祭に正式出品して、久しぶりにゴダール健在を顕示。舞台はパリのサン・ラザールにある一軒のホテル。そこを舞台に4組のグループがおりなす運命の物語を同時進行でつづった、ユニークな群像ドラマ。米国の古典「グランド・ホテル」はじめ、メロドラマやフィルム・ノワールの引用をちりばめ、映画的密度を高める手法はゴダールならでは。「勝手に逃げろ/人生」のバイやF・トリュフォー監督の“アン

●「勝手にしやがれ」などの傑作で、フランスにヌーヴェル・ヴァーグありと宣言した奇才ゴダール監督。彼が「ゴダールのマリア」と同じ85年、カンヌ映画祭に正式出品して、久しぶりにゴダール健在を顕示。舞台はパリのサン・ラザールにある一軒のホテル。そこを舞台に4組のグループがおりなす運命の物語を同時進行でつづった、ユニークな群像ドラマ。米国の古典「グランド・ホテル」はじめ、メロドラマやフィルム・ノワールの引用をちりばめ、映画的密度を高める手法はゴダールならでは。「勝手に逃げろ/人生」のバイやF・トリュフォー監督の“アントワーヌ”物で知られるレオら、フランスの一流演技陣が競演。★パリのホテル・コンコルド。以前そこで働いた元探偵プロスペロウは、甥のイジドール刑事と共に、自分がクビになる原因となった、過去の殺人事件の犯人を追っていた。ホテルにはパイロットの夫とその妻、2人に借金をしたボクシングのプロモーター、彼がかつて親密だった老マフィアも宿泊していた。

作品データ

  • 原題/Detective
  • 制作年/1985
  • 制作国/フランス
  • 内容時間(字幕版)/95分
  • ジャンル/ドラマ

出演

役名 役者名
フランソワーズ ナタリー・バイ
イジドール ジャン=ピエール・レオ
ジム ジョニー・アリディ
エミール クロード・ブラッスール
プロスペロウ ローラン・テルジェフ
アラン・キュニー

スタッフ

  • 監督
    ジャン=リュック・ゴダール
  • 製作
    アラン・サルド
  • 脚本
    アラン・サルド、フィリップ・セトボン
  • 脚色
    ジャン=リュック・ゴダール、アンヌ=マリー・ミエイヴィユ
  • 台詞
    ジャン=リュック・ゴダール
  • 撮影
    ブリュノ・ニュイッテン

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