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彼女について私が知っている二、三の事柄

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彼女について私が知っている二、三の事柄

「勝手にしやがれ」などのヌーヴェル・ヴァーグの鬼才、J=L・ゴダール監督が雑誌に報じられた実話を下敷きに主婦たちの売春をドキュメンタリー・タッチで描いた異色作。

ヌーヴェル・ヴァーグの盟友F・トリュフォーが製作を担当。パリ近郊の団地生活とそこに住む主婦たちの売春というアンバランスな題材が衝撃的。第二次世界大戦後の経済成長時代、首都圏整備計画に従ってパリ郊外に次々と建てられていった公団住宅。そこで暮らす人々の視点から急速な資本主義化を批判した、ゴダール流戦後論のひとつと呼べよう。囁くようなナレーション、開巻すぐの政治談議など、革命児ゴダールらしいとしか言いようのない野心作だ。主演は「飾り窓の女」など仏映画界の一線で活躍したM・ヴラディ。

彼女について私が知っている二、三の事柄

「勝手にしやがれ」などのヌーヴェル・ヴァーグの鬼才、J=L・ゴダール監督が雑誌に報じられた実話を下敷きに主婦たちの売春をドキュメンタリー・タッチで描いた異色作。

ジュリエットは、夫ロベールや幼い子ども2人とパリ近郊の団地へ引っ越してきた平凡な主婦。だが、電気代やガス代を払うために夫の給料では足りないし、まだ持っていないテレビも買いたい。ついに彼女は夫がガソリンスタンドで働くため留守になる昼の間、パリの町に出て売春をするようになる。体を売って得た金で買い物をしたり美容院に行っては、団地に帰ってくるジュリエットだが、いつまでたっても夫はそれに気づかない。

作品データ

  • 原題/2 ou 3 Choses Que Je Sais d'elle
  • 制作年/1966
  • 制作国/フランス
  • 内容時間(字幕版)/175分
  • ジャンル/ドラマ

出演

役名 役者名
ジュリエット マリナ・ヴラディ
ロベール ロジェ・モンソレ
米国人ジョン ラウール・レヴィ
ロジェ ジャン・ナルボニ

スタッフ

  • 監督
    ジャン=リュック・ゴダール
  • 製作
    フランソワ・トリュフォー
  • 脚本
    ジャン=リュック・ゴダール
  • 撮影
    ラウール・クタール

ユーザーレビュー

現在、1件のレビューが登録されています。

  • 画質がひどい

    • ★☆☆☆☆
    • mitch
    • 2012/06/22 23:12

    放送された一連のゴダール作品でチェックした中では、今のところこれだけ貧弱な(たぶん国内テレシネの)マスターを使っています。ディテールはつぶれ、サウンドもボンヤリ 続きを読む

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