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華岡青洲の妻

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華岡青洲の妻

世界初の全身麻酔に成功した偉人、華岡青洲の公私を捉えた伝記ドラマの傑作。増村保造監督が自ら企画、市川雷蔵、若尾文子、高峰秀子など豪華キャストの熱演も見どころ。

有吉佐和子の原作に惚れ込んだ増村保造監督が、製作会社が興行性に乏しいと判断し、ボツにしかけた企画を“命懸けでやる”と説き伏せ、執念で映画化を実現した。物語は雷蔵演じる華岡青洲を中心に、若尾文子扮するその妻と、高峰秀子演じる姑の争いまでを丹念に描き込み、女の情念を捉える作風が知られた増村監督らしい見応えあるドラマが展開する。円熟期を迎えた同監督の代表作であり、大映文芸路線の末期で燦然と輝く傑作となった。脚本を務めたのは、後に「午後の遺言状」などの巨匠監督となる新藤兼人。

華岡青洲の妻

世界初の全身麻酔に成功した偉人、華岡青洲の公私を捉えた伝記ドラマの傑作。増村保造監督が自ら企画、市川雷蔵、若尾文子、高峰秀子など豪華キャストの熱演も見どころ。

加恵は21歳の時に華岡家に嫁ぎ、雲平(後の青洲)の妻となった。だが雲平は医学修行のため遊学中で、加恵は3年もの間夫のいない結婚生活を送ることになる。雲平の母である於継は、加恵にとって幼いころからの憧れであり、於継もまた加恵を気遣い、嫁姑の2人の関係は良好に思えた。だが雲平がようやく遊学から戻ってくると、於継は妻である加恵を押しのけるように息子を溺愛、やがて加恵は義母に対する嫉妬心を募らせていく。

作品データ

  • 制作年/1967
  • 制作国/日本
  • 内容時間/99分
  • ジャンル/歴史劇/時代劇/西部劇

出演

役名 役者名
華岡青洲 市川雷蔵
加恵(青洲の妻) 若尾文子
於継(青洲の母) 高峰秀子
華岡直道 伊藤雄之助
小陸 渡辺美佐子
下村良庵 伊達三郎
加恵の乳母 浪花千栄子

スタッフ

  • 監督
    増村保造
  • 脚本
    新藤兼人
  • 撮影
    小林節雄
  • 音楽
    林光

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