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狼たちの午後

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狼たちの午後

NYの銀行に2人組の強盗が籠城したという、実際の事件を再現した、迫力満点のサスペンス。「セルピコ」の名コンビ、主演A・パチーノとS・ルメット監督が再び顔合わせ。

第48回アカデミー賞で脚本賞を受賞。1972年8月22日、NYの小さな銀行で2人組強盗が起こした事件がモデル。事件が町のイベントになってしまう皮肉な展開を、緊迫したスリルと人間味あふれるブラックユーモアの両方で描いたのが秀逸。原題にある“ドッグ・デイ”とはむし暑い夏の日のこと。異常な状況下で人々が見せるゆがんだ感情、人々の対立が生むエネルギーを象徴している。「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」の名優パチーノが犯人のひとりをエネルギッシュに熱演し、アカデミー主演男優賞候補に。

狼たちの午後

NYの銀行に2人組の強盗が籠城したという、実際の事件を再現した、迫力満点のサスペンス。「セルピコ」の名コンビ、主演A・パチーノとS・ルメット監督が再び顔合わせ。

ある暑い朝、ブルックリンにある銀行の支店に、3人組の強盗が押し入る。だが銀行には小額の現金しかなく、犯人のひとりが逃亡した後、残る2人、ソニーとサルは警察やFBIに囲まれて脱出できなくなる。やむなくソニーたちは支店長や女子従業員たちを人質に取り、銀行内で籠城を開始。警察が2人に投降を呼びかける中、意外にも人のいいソニーは人質と仲良くなっていき、さらに集まった野次馬までが2人を応援しだす異常事態に。

作品データ

  • 原題/Dog Day Afternoon
  • 制作年/1975
  • 制作国/アメリカ
  • 内容時間(字幕版)/125分
  • ジャンル/サスペンス/ミステリー

受賞歴

  • 第48回(1975)アカデミー賞脚本賞「フランク・ピアソン」

出演

役名 役者名
ソニー アル・パチーノ
サル ジョン・カザール
モレッティ チャールズ・ダーニング
シェルドン ジェームズ・ブロデリック
レオン クリス・サランドン
マルヴァニー サリー・ボイヤー
マーフィ ランス・ヘンリクセン

スタッフ

  • 監督
    シドニー・ルメット
  • 製作
    マーティン・ブレッグマンほか
  • 脚本
    フランク・ピアソン
  • 撮影
    ヴィクター・J・ケンパー

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