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耽美派の文豪、谷崎潤一郎が晩年に発表した同名小説を、名匠・市川崑監督が大胆なタッチで映画化した文芸ドラマ。第13回カンヌ国際映画祭で審査員賞に輝いた。

名匠・市川崑監督が谷崎文学の映画化に挑んだ野心作。発表当時、“芸術かワイセツか”という議論を呼んだ原作小説を映像に移し替えるにあたり、市川監督は21世紀の今見てもスリリングなタッチで男女の生々しい本音へと肉薄して見せた。市川監督らしく、色彩を極力抑制した映像美が、むしろ力強く、生々しく、登場人物たちの生態を浮かび上がらせていることも秀逸だ。なかでも、女の性を体現した京マチ子の鬼気迫る熱演は圧巻。第13回カンヌ国際映画祭において、審査員特別賞に輝く秀作となった。

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耽美派の文豪、谷崎潤一郎が晩年に発表した同名小説を、名匠・市川崑監督が大胆なタッチで映画化した文芸ドラマ。第13回カンヌ国際映画祭で審査員賞に輝いた。

古美術の鑑定家として知られる剣持は、初老を迎えて下降線をたどる精力を取り戻したいと病院通いを続けていた。というのも、美しい妻・郁子の旺盛な欲望に応えることができなくなってきたからだった。一方彼は、病院のインターン医師・木村を娘の敏子の婿にどうかと考えていたが、いつしか木村が郁子へと向ける視線に嫉妬を覚えていく。だが、それが衰える彼の性欲には刺激となり、むしろ木村が妻に近づくよう仕向けるのだが……。

作品データ

  • 制作年/1959
  • 制作国/日本
  • 内容時間/108分
  • ジャンル/ラブロマンス/青春

出演

役名 役者名
郁子 京マチ子
敏子 叶順子
剣持 二代目中村鴈治郎
木村 仲代達矢
はな 北林谷栄
石塚 菅井一郎

スタッフ

  • 監督
    市川崑
  • 脚本
    市川崑
  • 脚本
    和田夏十
  • 脚本
    長谷部慶治
  • 撮影
    宮川一夫
  • 音楽
    芥川也寸志

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