
巨匠・黒澤明監督が第12回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を、第24回アカデミー賞で名誉賞を受賞。監督が“世界のクロサワ”と呼ばれるきっかけになった記念碑的名作。
平安時代、京の羅生門。雨宿りで訪れたある庶民は放心状態の木こりと旅法師と出会い、木こりと旅法師が関わった事件のことを彼らから聞く。木こりはある武士の遺体を見つけたが、その後武士の妻は盗賊の多襄丸と旅した。多襄丸は武士を殺してその妻を手ごめにしたと思われたが、当局に捕まった多襄丸は、武士との決闘で勝利した後、彼女が逃亡したと証言。事件は関係者たちの異なる視点を通じ、意外な真相を浮かび上がらせていく。作品データ
- 制作年/1950
- 制作国/日本
- 内容時間/88分
- ジャンル/歴史劇/時代劇/西部劇
受賞歴
- 第12回(1951)ヴェネチア国際映画祭金獅子賞「黒澤明」
出演
役名 | 役者名 |
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多襄丸 | 三船敏郎 |
真砂(武士の妻) | 京マチ子 |
金沢(武士) | 森雅之 |
木こり | 志村喬 |
旅法師 | 千秋実 |
スタッフ
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監督黒澤明
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脚本黒澤明
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脚本橋本忍
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撮影宮川一夫
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音楽早坂文雄
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美術松山崇