映画

アラクノフォビア

S・スピルバーグが製作総指揮し、南米から米国に渡った巨大殺人グモが巻き起こす惨劇を描いたパニック・ホラー・アドベンチャー。精巧なVFXで描かれるクモたちが怖い！

スピルバーグが創立し、彼のヒット作を数々手がけた、アンブリン社製作の娯楽大作。不気味な外見も恐ろしい殺人グモを、ハリウッドの一流VFX陣が映像マジックで一層恐ろしげに描写。怖いもの好きには見どころ満載の一本だ。同社でスピルバーグの右腕として辣腕をふるってきた製作者、F・マーシャルが監督デビュー。そのショーマンシップを反映し、怖い場面がある一方でコミカルな場面もあるなど、バランスよく楽しませるのはさすが。なお題名は“クモ恐怖症”という意味。