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赤ひげ

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赤ひげ

巨匠・黒澤明監督の名作。江戸時代、“赤ひげ”と呼ばれ、庶民のために働くベテラン医と、医師見習いとしてそばで働く青年の交流を通じ、ヒューマニズムを問うた人間賛歌。

本作の他にも「静かなる決闘」「酔いどれ天使」など、医師を主人公にした傑作を次々と手がけた黒澤監督だが、本作はその集大成という声も。医学を通じて人間とその生命とは何なのかというシンプルなテーマに迫る手法はオーソドックスだが、本作でも物語の中心に生命とその尊さを中心に据えた骨太ぶりは、さすが“世界のクロサワ”で、A級の力強い作品。中でも“病気の原因は社会の貧困と無知による物で、これには治療法はない”という“赤ひげ”の口ぐせは、今なお説得力がある名ゼリフ。俳優陣の名演もすばらしい。

赤ひげ

巨匠・黒澤明監督の名作。江戸時代、“赤ひげ”と呼ばれ、庶民のために働くベテラン医と、医師見習いとしてそばで働く青年の交流を通じ、ヒューマニズムを問うた人間賛歌。

江戸時代。長崎でオランダ医学を学んだ青年・保本は、幕府が設立した小石川診療所で住み込みの医師見習いになる。だが、所長のベテラン医だが、自分の考え方を曲げない“赤ひげ”に反発を覚え、診療所から解雇されることすら望み始める。しかしさまざまな事件を通じ、“赤ひげ”の医師としての腕に憧れ始め、社会的弱者が多い患者たちの味方として態度をけっして崩さない“赤ひげ”に、いつしか共感と好意を覚えるようになり……。

作品データ

  • 制作年/1965
  • 制作国/日本
  • 内容時間/186分
  • ジャンル/歴史劇/時代劇/西部劇

受賞歴

  • 第26回(1965)ヴェネチア国際映画祭男優賞「三船敏邸」

出演

役名 役者名
“赤ひげ”(新出去定) 三船敏郎
保本登 加山雄三
佐八 山崎努
お杉 団令子
おなか 桑野みゆき
まさえ 内藤洋子
登の父 笠智衆
登の母 田中絹代

スタッフ

  • 監督
    黒澤明
  • 脚本
    菊島隆三
  • 脚本
    井手雅人
  • 脚本
    小国英雄
  • 脚本
    黒澤明
  • 撮影
    中井朝一
  • 撮影
    斎藤孝雄
  • 音楽
    佐藤勝

ユーザーレビュー

現在、3件のレビューが登録されています。

  • ネタバレ二人の子役の演技に息も付けない

    • ★★★★★
    • herocomeon
    • 2016/10/11 16:05

    このレビューはネタばれのため本文を表示していません。 本文を見る

  • 第一幕最後の良心

    • ★★★★★
    • ウォルシュ
    • 2012/08/12 21:22

    贅沢な配役、時代を映す白黒映像、
    いろいろな意味で「最後」という言葉にふさわしい
    前22作の要素がすべて集約されているような
    静けさの中にも熱い闘志を感じ
    続きを読む

  • KUROSAWA最高傑作!

    • ★★★★★
    • nerimakurohyo
    • 2012/07/27 23:03

    黒澤明監督の作品では『七人の侍』が一番人気がありますが、自分はこの『赤ひげ』が一番好きです。
    この映画には人間というもののすべてが描かれております。
    生きる
    続きを読む

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