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全豪オープンテニス2013

放送カードプレビュー


大会最終日 〜ナイトセッション〜

男子シングルス決勝

1月27日(日) 午後5:15〜深夜0:00 ※早終了あり
ロッド・レーバー アリーナ 第2試合
WOWOWライブ生
ノバク・ジョコビッチ
(セルビア)
VS
アンディ・マレー
(イギリス)

解説:土橋登志久 実況:鍋島 昭茂

 今年最初の大一番。いよいよ全豪オープンも男子決勝を迎えた。カードは昨年の全米オープンの決勝と同じくジョコビッチ対マレー。第1シードでナンバー1、ディフェンディング・チャンピオンのジョコビッチと、準決勝でフェデラーを相手にグランドスラムでの初勝利を挙げて調子を上げているマレーのマッチアップだ。今大会で望みうる最高の顔合わせと言ってもいいだろう。

 共に同じ1987年生まれの25歳。テニス選手として最も充実する年代と言われる時期だ。過去の対戦では10勝7敗でジョコビッチがリードしているが、このリードも、お互いのキャリアの初期にジョコビッチが積み重ねた連勝によるものが大きく、7度戦った2012年に限って言えば4勝3敗でジョコビッチと差はぐっと縮まっており、しかもほぼ毎回が激戦となっている。

 また、この全豪に限って言えば、ジョコビッチが対戦した相手の平均ランキングが30.6位で、マレーが52.8位。トータル試合時間ではジョコビッチが14時間37分なのに対してマレーは12時間56分と、マレーが順調に勝ち上がっていると言えるのだが、前述した通り、マレーはフェデラーとの戦いを経てきており、強敵相手のテニスのチューニングに問題はないだろうし、試合時間の長いジョコビッチは決勝を前に2日間のインターバルを得ている。決勝の行方は、データ上からはどうなるかわからない拮抗した状態にあると評価した方がいいだろう。

 お互いに堅牢な守備力をベースにしたカウンタースタイルを最も得意とする選手同士。回転量の多いボールを使い、安定感とバウンド後のキック力のあるボールが持ち球で、それでチャンスメイクしていくジョコビッチに対し、マレーは回転が少なめで、スピードのあるボールを相手コートに突き刺す攻め球を使いたいタイプと違いはあるが、最終的に作りたいのは相手を崩し、自分の形に持って行くこと。だが、お互いに手の内を知り尽くしている分だけ、相手の意図の裏の突き合いになりやすい相性のため、結果として真っ向勝負の展開が増えやすい。ロングマッチが多かったのも恐らくはそのせいだろう。フィニッシュに持って行く1本前のショットとその対処、そしてフィニッシュショットの精度がポイントの行き先を分ける形になるだろう。小さな視点から言えば、この試合の主な見どころはそこになる。

 また、お互いに高い機動力と広い反撃可能範囲を持つ選手同士だけに、より厳しいところ、狭いコースを狙わざるを得なくなる場面が多くなるはずだ。集中力を高く維持し続け、冷静に戦い続ける必要もある。相手の機動力にプレッシャーをかけられ、要所でミスが出してしまうのが、どちらになるのかも注目ポイントになる。ただしこれは試合の中で徐々に相手に浸透して行く精神的な攻撃による結果起きる現象で、どこが見どころと単純には言いにくい要素。やはり最初から最後まで見守りたい一戦となる。

 いずれにせよ、現時点で最高の頭脳と肉体を持つ選手同士の戦いだ。マレーがグランドスラム2連勝を果たし、今季序盤の流れをつかむのか、ジョコビッチがオープン化以降初となる全豪の3連覇を達成して、今季も開幕ダッシュを決めるのか。テニスファンはもちろんだが、この決勝が初めてのテニス観戦という新しいファンにも、今季のテニスのレベルを感じ、この先のシーズンに思いをはせるにはうってつけのカード。まさに必見の決勝だ。


※天候など大会スケジュール変更に伴い録画中継、放送時間変更となる場合があります。
※放送カードは、当日の試合進行により変更となる場合があります。
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