ラグビー欧州6カ国対抗戦「シックス・ネーションズ」。
第1回大会開催は1882年、
世界で最も長い歴史を持つ格調高い大会だ。
イタリアが参戦した2000年から現在の6カ国総当たり戦となり、
2018年大会はアイルランドが“グランドスラム”、
すなわち全勝優勝を飾った。
紳士のスポーツと呼ばれるラグビーだが、
伝統国同士のプライドのぶつかり合いは熾烈を極める
日本でワールドカップが開催される2019年の
幕開けにふさわしい激闘が、今始まる。
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ラグビー欧州6カ国対抗戦「シックス・ネーションズ」。
第1回大会開催は1882年、
世界で最も長い歴史を持つ格調高い大会だ。
イタリアが参戦した2000年から現在の6カ国総当たり戦となり、
2018年大会はアイルランドが“グランドスラム”、
すなわち全勝優勝を飾った。
紳士のスポーツと呼ばれるラグビーだが、
伝統国同士のプライドのぶつかり合いは熾烈を極める
日本でワールドカップが開催される2019年の
幕開けにふさわしい激闘が、今始まる。
130年以上の歴史と伝統を誇る「シックス・ネーションズ」。イングランド、フランス、アイルランド、イタリア、スコットランド、ウェールズのヨーロッパのラグビー強豪6カ国が参加して行われる大会の模様を「全15試合生中継」でお届けする!
前回大会は、アイルランドが3年ぶりに優勝し、同国9年ぶりのグランドスラム(全勝優勝)も達成。2019年はいよいよワールドカップイヤー。各国がどのようなラグビーを見せるのか、例年以上にハイレベルな激闘を見逃すな!
ワールドカップで日本との対戦が決定しているアイルランドとスコットランドの戦いぶりは絶対に見逃せない。アイルランドは2018年11月のテストマッチでもニュージランドを撃破し、現在は“北半球最強”の世界ランク2位。今大会も優勝候補の筆頭だ。スコットランドは前回大会では3位に躍進するなど着実に力をつけており、今大会でもダークホースとなる可能性を秘めている。元日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ率いるイングランドは、3連覇のかかった前回大会で5位と低迷しその後も不振に陥ったが、11月のテストマッチでは復調しており王者奪回を狙う。
緑のジャージと三つ葉のシャムロックのエンブレムがトレードマークのアイルランドは、2018年大会で圧倒的な勝負強さを見せつけてグランドスラム(全勝優勝)を達成し、今回の2019年大会も優勝候補の筆頭。ジョー・シュミット ヘッドコーチの指導のもと年々目覚ましい進化を遂げており、世界ランキングも2位(2018年11月末現在)とシックス・ネーションズのなかでは最も高く、長年1位の座を保持するニュージーランドに肉薄している。名選手が揃うなか、ワールドラグビーの世界最優秀選手に選出されたSOジョナサン・セクストンの天才的なゲームメークと正確なキックはどの国にとっても脅威。2019年のラグビーワールドカップでは日本代表と同じグループに入っており、日本のラグビーファンの注目度も非常に高まっている。
“レッドドラゴン”の愛称を持つウェールズ代表。地元サポーターから常に熱い応援を受け、愛されている歴史あるチーム。2007年から約11年間指導を執り続けているウォーレン・ガットランド ヘッドコーチの指導の成果もあり、シックス・ネーションズでは2008年、12年、13年と優勝。2018年大会はスコットランド、イタリア、フランスを破り2位に入った。長年キャプテンを務めてきたチームの象徴的存在サム・ウォーバートンの引退が不安視されているが、ベテランLOのアラン・ウィン・ジョーンズをはじめ、No.8トビー・ファレタウやWTBジョージ・ノースといった経験豊富なメンバーがチームを支える。同時に、選手の世代交代や若手の台頭がどこまで進むかが今後の強化の鍵となりそうだ。
最も伝統のあるラグビー発祥国。2015年のラグビーワールドカップまで日本代表を率いたエディー・ジョーンズ ヘッドコーチがその翌年から指揮し、シックス・ネーションズでは2016年、17年と連覇。その17年大会でアイルランドに敗れるまで、世界タイ記録となるテストマッチ18連勝をマークし、ヨーロッパでは敵なしの様相を呈していた。しかし翌2018年大会は2勝3敗で5位。その後の戦績も振るわなかったが、2018年秋のテストマッチでは3勝1敗。ニュージーランドとも1点差の接戦を演じるなど、再びチーム力が上がってきている。シックス・ネーションズではどこまで手の内を明かすのか、それとも明かさずに違う戦い方をするのか。ジョーンズ ヘッドコーチが得意とする駆け引きが早くも始まりそうだ。
アイルランドと同じく、2019年のラグビーワールドカップで日本代表と同じグループに入っている強豪。日本代表が2015年の前回ワールドカップで唯一敗れた因縁の相手でもある。シックス・ネーションズでは、1999年(当時ファイブ・ネーションズ)に優勝して以来戴冠から遠ざかっているが、近年は上位に食い込むケースも増えており、2018年大会はフランスやイングランドを退け3位に。セットプレー(スクラムやラインアウトなど)が安定しているFWだけでなく、FBスチュワート・ホッグをはじめとするスピードのあるランナーを擁するBKもチームの大きな強みとなっている。2017年からチームを率いているグレガー・タウンゼント ヘッドコーチの指導により着実に進歩しているダークホースだ。
FIFAワールドカップを制したサッカー代表と同じく、「レ・ブルー」の愛称で親しまれているラグビーフランス代表。2018年のシックス・ネーションズは4位だったが、イングランドを撃破したほか開幕節でアイルランドをあと一歩のところまで追い詰めるなど、持ち前の勝負強さが光った。世界最高峰リーグTOP14によって、フランス国内ラグビーのレベルアップは日々進化している。海外出身の指導者がリーグに増え、選手はフィジカルの強さだけでなく判断力などの面でさらに磨きがかかった。2017年末に就任したジャック・ブリュネル ヘッドコーチの方針が浸透するにはまだ時間がかかりそうだが、今回のシックス・ネーションズでチームとしていい方向に向けば十分上位を狙えるだろう。
2000年、イタリアが参戦したことでファイブ・ネーションズからシックス・ネーションズへと大会名が変更されたが、唯一優勝経験がないのがイタリア。サッカーと同じく「アズーリ」(青)の愛称で呼ばれているイタリアを現在指揮しているのは、アイルランド人のコナー・オシェイ ヘッドコーチで、この体制下ではシックス・ネーションズ10連敗中と結果を出せていない。ただ、2019年のラグビーワールドカップをもって代表を退くというチームの象徴、キャプテンのNo.8セルジョ・パリッセの有終の美に向けて、2019年のシックス・ネーションズをその最高の序章にしたいはず。強力なベテランFW勢自慢のスクラム、若手が台頭しスピードを増しているBKの連動で、まずは1勝を目指したい。
順位 | 国名 | 勝点 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失点差 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
1 | ![]() |
10 | 2 | 0 | 0 | 76 | 28 | 48 | ‐ | ‐ | ○ 32-20 |
○ 44-8 |
‐ | |
2 | ![]() |
8 | 2 | 0 | 0 | 50 | 34 | 16 | ‐ | ‐ | ‐ | ○ 24-19 |
○ 26-15 |
|
3 | ![]() |
5 | 1 | 0 | 1 | 46 | 42 | 4 | ‐ | ‐ | ● 13-22 |
‐ | ○ 33-20 |
|
4 | ![]() |
4 | 1 | 0 | 1 | 42 | 45 | -3 | ● 20-32 |
‐ | ○ 22-13 |
‐ | ‐ | |
5 | ![]() |
1 | 0 | 0 | 2 | 27 | 68 | -41 | ● 8-44 |
● 19-24 |
‐ | ‐ | ‐ | |
6 | ![]() |
0 | 0 | 0 | 2 | 35 | 59 | -24 | ‐ | ● 15-26 |
● 20-33 |
‐ | ‐ |
順位 | 国名 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
1 | ![]() |
‐ | ‐ | ○ | ○ | ‐ | |
2 | ![]() |
‐ | ‐ | ‐ | ○ | ○ | |
3 | ![]() |
‐ | ‐ | ● | ‐ | ○ | |
4 | ![]() |
● | ‐ | ○ | ‐ | ‐ | |
5 | ![]() |
● | ● | ‐ | ‐ | ‐ | |
6 | ![]() |
‐ | ● | ● | ‐ | ‐ |
2/9(土)14:15 | ![]() |
13 - 22 | アイルランド ![]() |
BTマレーフィールド | ||
2/9(土)17:45 | ![]() |
15 - 26 | ウェールズ ![]() |
スタディオ・オリンピコ | ||
2/10(日)15:00 | ![]() |
44 - 8 | フランス ![]() |
トゥイッケナム・スタジアム |
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第1節 全試合ハイライト
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★第3節 放送予定★
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【第2節ハイライト】イングランド vs フランス
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【第2節ハイライト】イタリア vs ウェールズ
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【第2節ハイライト】スコットランド vs アイルランド
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WOWOW×J SPORTS 2019ラグビースペシャルトークセッション
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【第1節ハイライト】フランス vs ウェールズ
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【第1節ハイライト】アイルランド vs イングランド
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【第1節ハイライト】スコットランド vs イタリア
ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ2019/2/2(土)~3/16(土)生中継!
ジェフ・パーリング×大西将太郎 対談 Part.1 <各国の印象>/ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ
ジェフ・パーリング×大西将太郎 対談 Part.2 <イングランドの印象>/ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ
ジェフ・パーリング×大西将太郎 対談 Part.3 <見どころ、優勝予想>/ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ
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2009年4月以前に映倫審査を受けた作品で、PG-12指定(12歳未満は保護者同伴が望ましい)されたもの | |
劇場公開時、PG12指定(小学生以下は助言・指導が必要)されたもの | |
2009年4月以前に映倫審査を受けた作品で、R-15指定(15歳未満鑑賞不可)されたもの | |
R-15指定に相当する場面があると思われるもの | |
劇場公開時、R15+指定(15歳以上鑑賞可)されたもの | |
R15+指定に相当する場面があると思われるもの | |
1998年4月以前に映倫審査を受けた作品で、R指定(一般映画制限付き)とされたもの |