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野村萬斎・子午線の祀り 第25回読売演劇大賞受賞作品

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野村萬斎・子午線の祀り

2017年に野村萬斎による新演出で上演され、第25回読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞した傑作ステージの2021年版をお届け。

「平家物語」を題材に木下順二が“天”の視点から人間たちの葛藤を描き、平知盛や源義経をはじめとする源平合戦に関わった登場人物たちを躍動感をもって浮き彫りにし、心理描写も巧みな歴史絵巻に仕立て、1979年に初演された「子午線の祀り」。日本語の“語り”の美しさと荘厳な響きを引き出す群読という独特な朗誦スタイルが随所に用いられ、演劇史に確固たる地位を築いてきた傑作だ。その傑作を2017年に野村萬斎の新演出で上演し、第25回読売演劇大賞で最優秀作品賞に輝いた作品が、今回、2021年のコロナ禍での上演に際して作品にさらなるふるいにかけ、シンプルかつダイナミック、そしてテンポ感を増した2021年版としてさらに新たに生まれ変わった。
出演は野村のほか成河、河原崎國太郎、村田雄浩、若村麻由美らが再集結。新たに群読チームの若手の中から伊勢三郎役への抜擢を行なったり、吉見一豊を迎え、さらに機動力を増した布陣で挑んだ本作にご期待いただきたい。

野村萬斎・子午線の祀り

2017年に野村萬斎による新演出で上演され、第25回読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞した傑作ステージの2021年版をお届け。

歴史上名高い源平の合戦。次第に平家の旗色は悪くなるばかり。兄の宗盛(河原崎國太郎)に代わり平家軍を指揮する平知盛(野村萬斎)は、一の谷の合戦で、源義経(成河)の奇襲を受け、海へ追い落とされる。以来、武将となって初めて自分に疑いを抱きながらも、知盛は舞姫・影身の内侍(若村麻由美)を和平のため京へ遣わそうとする。平家を支える四国の豪族・阿波民部重能(村田雄浩)は、三種の神器を盾に主戦論を唱え、知盛を立てて新しい日本国の存立を画策しようとする。知盛は平家滅亡を予感しながらも、後白河法皇の過酷な要求を拒絶し、徹底抗戦の道を選ぶのだった。
一方、源義経は、兄・頼朝から目付け役として遣わされた梶原景時(吉見一豊)と対立しながらも、源氏方の先頭に立って慣れぬ海戦も乗り越え、ますます勢いづいていく。そして、ついに両軍は壇の浦の決戦の日を迎える。

収録日・収録場所

  • 2021年3月/東京 世田谷パブリックシアター

出演

  • 野村萬斎
  • 成河
  • 河原崎國太郎
  • 吉見一豊
  • 村田雄浩
  • 若村麻由美

スタッフ

  • 木下順二
  • 演出
    野村萬斎
  • 音楽
    武満徹
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