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IPC & WOWOW パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM

IPC & WOWOW パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM

10月25日(木)スタート(シーズン3、全8回)[第1回無料放送]
 毎週木曜 夜10:00

2020年まで5年にわたり世界最高峰のパラアスリートに迫る大型ドキュメンタリーシリーズ、シーズン3がスタート!8人のパラリンピックメダリストが登場!

 WOWOWと国際パラリンピック委員会(IPC)が共同で立ち上げ、パラリンピック・リオ大会が開催された2016年から、東京大会が開催される2020年まで5年にわたり世界のトップアスリートに迫る大型シリーズ。勝負の世界だけでなく、人生においても自信に満ちあふれる彼らが放つ「これが自分だ!=This is WHO I AM.」という輝きを描く。シーズン1に引き続き、シーズン2でも8組のメダリストの登場で話題を呼んだ。
 10月から放送がスタートするシーズン3でも、パトリック・アンダーソン(カナダ/車いすバスケットボール)、ニコ・カッペル(ドイツ/砲丸投げ)、ナタリア・パルティカ(ポーランド/卓球)、カディーナ・コックス(イギリス/陸上&サイクリング)、木村敬一(日本/水泳)など、TOKYO2020にやって来るだろう8人のメダリストを紹介。ナビゲーター&ナレーターは引き続き西島秀俊が務める。

<ラインナップ>
・車いすバスケの神様:パトリック・アンダーソン   10月25日(木)夜10:00
パラスポーツに革新をもたらす常識を超えたダイナミックなプレー。カナダ代表を3度の金メダルと1度の銀メダルに導いた車いすバスケ界の世界最高のスーパースター。
 カナダ/車いすバスケットボール
 カナダ・アルバータ州エドモントンに生まれる。9歳のときに交通事故に遭い両膝下を切断。その翌年に車いすバスケットボールに出会うと、アスリートとしての才能が一気に開花。1997年にカナダ代表入りを果たし、2000年シドニー大会、2004年アテネ大会で金メダル、2008年北京大会でも銀メダルを獲得する。その後、パトリックは車いすバスケットボールの活動を一時休止するが、2011年に競技復帰し、翌年のロンドン大会で母国を金メダルへと導いた。そして再び代表チームから離れたが、車いすバスケのレジェンドは、TOKYO2020へ向け、みたびコートへと戻ってきた。
 パトリックは長いキャリアの中でも、ドイツ、オーストラリア、アメリカなど世界各国でプレー経験があり、抜群の得点力と高いコートセンス、そして圧巻のチェアワークなどすべてを兼ね備え、まさに誰もが認める世界最高プレーヤーだ。

・砲丸投げ 小さな金メダリスト:ニコ・カッペル   11月1日(木)夜10:00
パラリンピックデビューで金メダルを獲得し、ドイツを代表するパラアスリートに!優れた身体能力を持つ愛されキャラがTOKYO2020で2連覇を狙う!
 ドイツ/陸上(砲丸投げ)
 ドイツ・シュツットガルト近郊に生まれる。低身長症。幼少期からさまざまなスポーツに挑戦したというが、「自分はこの競技がいちばん好きだった」と、ドイツで同じく低身長症選手のマティアス・メスターに憧れ、2008年に本格的に陸上競技・砲丸投げを始める。
 2015年、カタール・ドーハで開催された世界選手権で、12.85mを記録し銀メダルを獲得。その後も記録を大幅に伸ばし、パラリンピックデビューとなった2016年リオ大会、ライバル選手にわずか1cm差の13.57mでみごと金メダルに輝く。2017年には自己ベスト記録の13.81mで初の世界選手権金メダルも獲得。(いずれもF41クラス)
 今やドイツを代表するパラアスリートに成長した彼は、国内を中心にメディア出演なども積極的に行なう。優れた身体能力と茶目っ気たっぷりの魅力的なキャラクターを併せ持つ、TOKYO2020要注目の“小さな金メダリスト”。

・ゴールボール最強軍団 盲目の点取り屋:ユスタス・パジャラウスカス   11月8日(木)夜10:00
工作機械のアクシデントにより両眼を失明。ブラジルやアメリカらとともに世界をリードする強豪国リトアニアで、チームに欠かせない点取り屋のエースとして活躍。
 リトアニア/ゴールボール
 リトアニア・ヨーニシュキスに生まれる。10歳のとき、工作機械である旋盤機のアクシデントにより両眼を失明してしまう。11歳で親元を離れ、首都ヴィリニュスにある特別支援学校へ。その後、ゴールボールと出会う。
 ゴールボール男子は、パラリンピックのたびに上位が入れ替わり、長きにわたり絶対王者不在の混戦状態。そんな中リトアニアは、2008年北京大会銀メダル、2012年ロンドン大会4位、そして2016年リオ大会は悲願の金メダルと、安定感のある強豪国として君臨してきた。そして現在、選手の世代交代や新監督就任といった転機を迎え、基礎練習や試合中のフォーメーションなど、新チームとして新たなレベルへと向かおうとしている。サウスポーのユスタスは、リオ大会では得点ランキング3位、2017年に行なわれたヨーロッパ選手権では得点王にも輝くなど、チームに欠かせないエースになっている。

・パラ大国 2競技制覇の超新星:カディーナ・コックス   11月15日(木)夜10:00
パラリンピック大国・イギリスに現われた超新星!オリンピックを目指していた国内屈指のスプリンターが、パラリンピックで2競技制覇の金メダリストとなって復活!
 イギリス/陸上&サイクリング
 イギリスのリーズに生まれる。10代で本格的に陸上競技を始め、100mで11秒台を記録するほどの国内屈指のスプリンターだった。しかし2014年に突然、多発性硬化症(日本では指定難病の一つ)を発症。彼女は腕や足にけいれんやまひが発症し、その症状が治まったり再発したりを繰り返すのだという。そんな状況にあってもスポーツへの情熱が消えることのなかった彼女は、試行錯誤しながら競技の場へと戻り、陸上を再開、さらにサイクリングも始める。2015年にパラ陸上とパラサイクリングの大会に出場すると、その翌年、リオ大会で鮮烈なパラリンピックデビューを果たす。サイクリング(C4)500mタイムトライアルで金メダルを獲得すると、陸上(T38)400mで金メダル、100mで銅メダル、さらに4×100mリレーでも銀メダルを獲得し、イギリス選手として実に32年ぶりとなる、“1つの大会で2競技の金メダリスト”となった。

・ボッチャ最強王国のエース:ワッチャラポン・ヴォンサー   11月22日(木)夜10:00
ボッチャ王国タイのエースプレーヤー。国際大会で着実に結果を残し、TOKYO2020でさらなる躍進を期待させる金メダリスト!
 タイ/ボッチャ
 タイ東北部に位置するローイ県に生まれる。生まれつき脳性まひのため手と足に障害がある。10歳で障がい者学校に入り、11歳のときに学校の運動会でボッチャと出会う。同年、タイ国内の少年チャンピオンシップに出場し頭角を現わすと、16歳にしてタイ代表デビュー。2010年、アジア・太平洋地域の国際大会で金メダルを獲得すると、ここから彼は世界の第一線でのキャリアを築き上げていくこととなる。2012年ロンドン大会団体戦(BC2)で金メダル。4年後のリオでは、個人戦(BC2)と団体戦(B1−2)で金メダルに輝き、2冠達成。同大会、タイは同競技最多となる5枚のメダルを獲得する大躍進を見せた。
 現在は、バンコクから車で2時間ほどのスパンブリで、タイ代表選手としてメンバーと一緒に生活・トレーニングの毎日を送っている。国内でボッチャ普及の活動にも精力的に取り組み、後輩の育成にも力を注いでいる。

・アメリカ水泳 ガラスの金メダリスト:マケンジー・コーン   11月29日(木)夜10:00
小さな体でありながら、リオパラリンピックでは3つの自由形で金メダルを獲得し、パラ水泳界を席巻!TOKYO2020で連覇を狙う金メダリスト!
 アメリカ/水泳
 アメリカ・ジョージア州に生まれる。先天性の骨形成不全症により、骨が弱く折れやすいため、これまで骨折した回数は50回以上に上るという。2001年、兄の姿に憧れ水泳を始める。2012年にアメリカ代表入りし、同年ロンドン大会でパラリンピックデビュー。400m自由形(S8)で6位に入る。2015年の世界選手権で初めて世界の舞台でのメダル獲得を経験すると、翌年のリオ大会でその才能が一気に開花。50m/100m/400mと3つの自由形で金メダルを獲得、さらにリレーでも銀メダルを獲得し、一躍世界のトップアスリートに。身長は130cmに満たない小さな体ながら、リオの後もその力強い泳ぎで世界記録を更新するなど、パラ水泳界を席巻している。
 現在は、同じく障害のある子どもたちと触れ合うための組織も設立し、メリーランド州にあるロヨラ大学を拠点にトレーニングを重ねながら、TOKYO2020へと続く国際大会に出場している。

・無敗で4連覇の絶対女王:ナタリア・パルティカ   12月放送予定
11歳の史上最年少選手としてシドニーパラリンピックに出場し、アテネ大会以降は全戦無敗!パラリンピックのみならずオリンピックでも活躍し続ける絶対女王!
 ポーランド/卓球
 ポーランド・グダニスク生まれ。先天的に右腕が肘までしかない状態で生まれる。7歳で卓球を始めると、多くの大会で優勝し一気に頭角を現わす。1999年、パラ卓球の世界選手権で国際大会デビューを果たすと、翌年の2000年には、史上最年少選手として11歳でシドニーパラリンピックに出場した。そして、4年後のアテネ大会以降は、なんと個人戦ではグループリーグから決勝トーナメントまで全戦無敗で4連覇中。文字通り絶対女王として君臨し、東京大会でも金メダル間違いなしといわれる。
 2008年北京大会では世界で2人だけのオリンピック・パラリンピック両大会出場を果たし、以後リオ大会まで3大会続けてオリンピックにも出場中。日頃は健常者卓球の世界の第一線で活躍を続け、その実績は枚挙にいとまがない。圧倒的な強さとともに、美貌と温厚な性格を兼ね備えた女王の一年を追う。

・TOKYOで輝く日本のエース:木村敬一   12月放送予定
リオパラリンピックで銀メダル2枚、銅メダル2枚を獲得という快挙を成し遂げた日本パラ水泳界のエース。オールラウンダーとしてTOKYO2020に挑む。
 日本/水泳
 滋賀県栗東市に生まれる。先天性の疾患により、2歳のときに視力を失う。小学4年生のときに水泳を始め、中学時代から国際舞台での経験を積む。高校3年生のときに北京大会でパラリンピックに初出場を果たし3種目で入賞すると、その後も圧巻のキャリアを積み重ねる。
 2012年ロンドン大会、100m平泳ぎで銀メダル、100mバタフライで銅メダルを獲得。その後も2013年には100m平泳ぎ、2015年には100mバタフライと100m平泳ぎで世界選手権を制し、3度世界の頂点に立った。2016年リオ大会では日本人最多となる銀2枚・銅2枚のメダルを獲得した。自由形・平泳ぎ・バタフライ・メドレーと、オールラウンダーとして世界の第一線での経験が豊富で、誰もが認める日本パラ水泳のエース。東京ガス所属。キャリア円熟期に入りさらなる高みを目指す、世界のケイイチ・キムラの2018年を追う。

関連情報

<番組公式サイト>
wowow.bs/whoiam

<番組公式Twitter & Instagram>
@WOWOWParalympic #WhoIAm

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オンデマンドでの同時配信対象外
2009年4月以前に映倫審査を受けた作品で、PG-12指定(12歳未満は保護者同伴が望ましい)されたもの
劇場公開時、PG12指定(小学生以下は助言・指導が必要)されたもの
2009年4月以前に映倫審査を受けた作品で、R-15指定(15歳未満鑑賞不可)されたもの
R-15指定に相当する場面があると思われるもの
劇場公開時、R15+指定(15歳以上鑑賞可)されたもの
R15+指定に相当する場面があると思われるもの
1998年4月以前に映倫審査を受けた作品で、R指定(一般映画制限付き)とされたもの