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特集:プログレッシブ・ロック 〜グレッグ・レイクとジョン・ウェットンを偲んで〜

特集:プログレッシブ・ロック 〜グレッグ・レイクとジョン・ウェットンを偲んで〜

7月9日(日)午後0:30〜

プログレッシブ・ロックの創造・発展に寄与した故グレッグ・レイク、故ジョン・ウェットンを偲ぶ、プログレ・ライブの名演とドキュメンタリー番組を大特集。

 ロックにクラシックやジャズなどの要素を融合したアーティスティックな音楽性で、1970年代のロック・シーンを彩ったプログレッシブ・ロック。その最初期からキング・クリムゾンをはじめ、さまざまなバンドで活躍したグレッグ・レイク(2016年12月7日逝去)、ジョン・ウェットン(2017年1月31日逝去)という2人の名ベーシストが相次いで亡くなった。
 彼らを偲び、彼らが直接、間接的に関わったバンドの名演をまとめてお届けする。さらに、元ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズが監督として自らのツアーの模様を記録したドキュメンタリー映画『ロジャー・ウォーターズ ザ・ウォール』も放送。プログレの魅力を知る、興奮の大特集だ!

<ラインナップ>
「キング・クリムゾン Live in Japan 1984」   7月9日(日)午後0:30
キング・クリムゾンの長い歴史の中で“ニューウエーブ期”とされる1984年の来日公演を捉えた貴重なライブ映像を放送。
 1969年にアルバム『クリムゾン・キングの宮殿』でデビューしたキング・クリムゾン。同アルバムで、ベーシスト/ボーカリストとして活躍したグレッグ・レイクだったが翌年には脱退、エマーソン・レイク・アンド・パーマー結成へと向かう。その後、キング・クリムゾンが1973年から74年にかけて発表した『太陽と戦慄』『レッド』などの名作でビル・ブルーフォード(ds)と鉄壁のリズムセクションを組んだのがジョン・ウェットン(b)だった。
 しかし、メンバーが激しく入れ替わるバンドだけに、レイクとウェットンが同時期に在籍したことはなく、今回放送する1984年の来日公演にも2人の姿はない。それでも、トニー・レビン(b)、エイドリアン・ブリュー(g)という才人を迎えた“ニューウエーブ期”とされる時期の演奏は、プログレッシブ・ロックを基軸にしつつ激しくサウンドを変化させてきたクリムゾンの軌跡の一部として注目度が高い。
収録日:1984年4月
収録場所:東京 ゆうぽうと簡易保険ホール

「エイジア in ASIA 2007」   7月9日(日)午後2:15
プログレッシブ・ロックにポップな要素を持ち込み大成功を収めたエイジアの2007年の来日ライブ。ジョン・ウェットンらオリジナルメンバーの勇姿を紹介。
 1974年のキング・クリムゾン解散後、ジョン・ウェットン(b)はU.K.を結成。プログレッシブ・ロックを軸に、より多様なサウンドを取り入れるアプローチで一定の成功を収める。そして1980年代に入ると、解散したイエスのスティーブ・ハウ(g)、ジェフ・ダウンズ(kb)、解散したエマーソン・レイク・アンド・パーマーのカール・パーマー(ds)とエイジアを結成する。
 スーパーグループと話題を呼んだ彼らは“プログレッシブ・ロックのエッセンスにポップスをちりばめた3分半の楽曲”というスタイルで大成功。1982年のデビューアルバム『Asia』は9週にわたって全米No.1、シングル「ヒート・オブ・ザ・モーメント」も全米4位を記録し、1980年代を代表するバンドとなった。そんな彼らがデビュー25周年の2007年に行なった、オリジナルメンバーとしては初となる来日ツアーの模様をお届けする。
収録日:2007年3月8日
収録場所:東京 東京厚生年金会館
 
「エマーソン、レイク&パーマー ワイト島 1970 THE BIRTH OF A BAND」   7月9日(日)午後3:45
5日間で延べ60万人を集客した世界最大級フェス!1970年のワイト島フェスティバルのEL&Pデビュー前夜の貴重な映像と関係者インタビューによるドキュメンタリー。
 エマーソン・レイク・アンド・パーマー(以下EL&P)の、そしてプログレッシブ・ロックのファンにとって2016年は悲しく、忘れられない年となった。3月10日にキース・エマーソンが、12月7日にはグレッグ・レイクが、相次いでこの世を去ってしまったからだ。EL&Pは、それぞれ別のバンドで活躍していたエマーソン(kb)、レイク(b)、カール・パーマー(ds)の3人によって1970年に結成。『タルカス』『展覧会の絵』『トリロジー』『恐怖の頭脳改革』といった名作群と扇情的なライブで、1970年代を通じてプログレッシブ・ロックを牽引した。
 そんな彼らが結成後わずか4カ月で出演した第3回ワイト島フェスティバルでの熱演を軸にした番組をお届けする。オルガンの概念を覆すエマーソンの激しい演奏を軸に、3人が披露するバトルさながらのエネルギッシュなインタープレー。そしてメンバーによる回想で70年のロックの軌跡を追う。
収録日:1970年8月30日
収録場所:イギリス・ワイト島

『ロジャー・ウォーターズ ザ・ウォール』   7月9日(日)午後5:00 [SS]

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R-15指定に相当する場面があると思われるもの
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R15+指定に相当する場面があると思われるもの
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