WOWOWが白石晃士監督とタッグを組んで贈るオリジナル企画「オカルトの森へようこそ」。本作は『貞子vs伽椰子』や『不能犯』を手掛け、ホラー映画を得意とする白石晃士が監督・脚本・撮影を務めるオリジナルPOV(ポイント・オブ・ビュー=主観視点)ホラー。白石監督はこれまでも「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズ、『ある優しき殺人者の記録』、『オカルト』などで、臨場感あふれる映像を届けてきた。また、連続ドラマ形式での放送は白石監督のPOVホラーシリーズでも初の試みとなる。
主人公で助監督の市川美保を堀田真由、オラオラ系のカリスマ金髪霊媒師のナナシを飯島寛騎、映画監督の黒石光司のファンであり、恐ろしい体験の発端となる精神錯乱気味の三好麻里亜を筧美和子、行方不明の女の子を捜索中に黒石たちと森で出会い行動をともにする自称・正義の味方のスーパーボランティア・江野祥平を宇野祥平、映画監督の黒石を白石監督が演じる。
異界とつながる祟りの森を舞台に、次々と迫り来る恐怖から登場人物が逃げ惑い、時に立ち向かうノンストップ・ジェットコースター・ホラー・アドベンチャーをお見逃しなく。
<ストーリー>
ホラー映画監督の黒石光司(白石晃士)は助監督の市川美保(堀田真由)を引き連れて、実録映画の撮影のために山奥の家を訪れる。そこには黒石の映画のファンだという、精神錯乱気味の美女・三好麻里亜(筧美和子)がいた。彼女は必死に訴える、「私が体験した出来事は、監督の映画の内容そのものなの」と。そして不気味な麻里亜の家で、黒石のカメラが思いもよらぬ現象を捉え始める。事態はより恐ろしく、不可解で危険な方向へと猛スピードで向かっていく。
次々と恐怖が迫り来る森の中、“スーパーボランティア”の江野祥平(宇野祥平)に助けられ、さらにイケメン霊媒師・ナナシ(飯島寛騎)も加わり、カメラは絶えず恐ろしい出来事を記録していく。麻里亜を救うため、そして傑作映画を作るため、撮影隊の冒険が始まる。