未解決凶悪犯罪、通称“コールドケース”を扱う捜査チームの活躍を描き、アメリカで全シーズンの平均視聴者数が1000万人を超える大人気ドラマ「コールドケース」。その日本版として2016年に「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~」、2018年には第2シーズンと、大ヒットシリーズの制作と放送を手掛けたWOWOWは、待望の第3シーズンを開局30周年記念作品として放送する。
神奈川県警捜査一課でチームを牽引する主人公の女性刑事・石川百合役の吉田羊をはじめ、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和らのレギュラーメンバーが再結集。チームの結束力はさらに高まり、闇に葬られた事件の真実が次々と明らかになる。加えて今まで語られることのなかった個々の物語にも注目だ。そして本作の大きな見どころである超豪華ゲストの登場だが、今回も人気若手キャストから実力派キャストまでみごとに名を連ね、捜査一課メンバーと激しい競演を繰り広げる。また第1話と第2話はシリーズ初の試みとなる前後編で制作され、衝撃的なラストで第1話が幕を閉じる。すべてがパワーアップした世界最高峰のハイクオリティー・クライムサスペンスから目が離せない。
<ストーリー>
とあるビルから小児性犯罪の前科者が突き落とされ殺害される。神奈川県警捜査一課の刑事・石川百合(吉田羊)らが遺体を調べていると、現場に残された携帯電話に、9年前、自分の息子を殺害した罪で逮捕され、服役を終えた日向秀樹から着信がある。秀樹は百合たちに9年前の事件の冤罪を訴え、さらなる小児性犯罪者の殺害を予告する。
9年前の事件を洗い直すことにした百合たち。殺された秀樹の息子・大樹は臓器移植法改正後、心臓移植で命を救われ、奇跡の子として世間で注目された子であった。最愛のわが子を夫によって殺された妻・桜は、もがき苦しみながら必死で生きていた。
そんな中、百合の相棒・高木信次郎(永山絢斗)は、小児性犯罪者に対して特に強い敵意を見せ、百合は違和感を覚えるが…。