映画

aftersun／アフターサン

２０年前、１１歳の少女が父親と過ごしたかけがえのない夏休みの思い出。父親役のＰ・メスカルが第９５回アカデミー主演男優賞にノミネートされるなど、絶賛を博した秀作。

11歳の少女が夏休みに父親と2人きり、観光地でかけがえのないひとときを過ごすさまを、20年後、大人に成長した彼女が、かつて自ら撮影したビデオ映像を見返しながら切なく回想。注目の新鋭女性映画監督C・ウェルズが、本作で長編監督デビュー。あまり多くを語らず、観客に深い余韻を残す彼女のミニマリスティックな演出手法が評判を呼び、父親役を繊細に演じたP・メスカルが第95回アカデミー主演男優賞にノミネートされたほか、英国インディペンデント映画賞では作品賞、監督賞などを受賞し、絶賛を博した。