映画

裸足になって

「コーダ　あいのうた」でアカデミー賞の助演男優賞に輝いたＴ・コッツァー製作総指揮の感動編。踊ることも話すことも突然奪われてしまったバレエダンサーは再生を目指す。

「コーダ　あいのうた」で第94回アカデミー賞助演男優賞に輝いたコッツァーが製作総指揮。「パピチャ　未来へのランウェイ」のM・メドゥール監督と主演俳優L・クードリがまたもタッグを組んだ。クードリ演じるバレエダンサー志望の女性フーリアは突然大けがを負い、踊ることも話すこともできなくなる。そんな彼女が施設でそれぞれに悩みや葛藤を抱えた女性たちと出会い、自分の生き方を見つけていく姿が感動的だ。中でもフーリアが仲間たちにダンスを教え、それが披露されるシーンはりんとした美しさがたっぷり。