映画

魂のまなざし

北欧フィンランドの国民的画家Ｈ・シャルフベックを主人公に、彼女の後半生に焦点を当て、当時５０代の彼女が年下の崇拝者の青年と織り成す悲恋を描いた伝記ドラマ。

フィンランドの画家シャルフベック（1862－1946）。1917年、首都ヘルシンキで大規模な個展が開かれたのをきっかけに彼女を再評価する機運が高まり、ついには同国の国民的画家と目されるように。そんな彼女の生涯の一大転機となった1915年から1923年に焦点を当て、当時50代の彼女が、彼女の絵を崇拝する19歳年下の青年との恋に苦悩するさまを痛切なタッチで描く。主演は「ファブリックの女王」のL・ビルン。監督は「ラストウォー1944　独ソ・フィンランド戦線」のA・J・ヨネキン。