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秘密の森の、その向こう

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秘密の森の、その向こう

祖母を亡くしたばかりの8歳の少女ネリーが森で出会ったのはなんと、同い年の少女たる母親だった。「燃ゆる女の肖像」のC・シアマ監督が新たに放った珠玉のファンタジー。

「燃ゆる女の肖像」で第72回カンヌ国際映画祭の脚本賞とクィア・パルム賞をはじめ、数々の映画賞を受賞し、世界中で絶賛を博したシアマ監督。そんな彼女の待望の最新作は、上映分数がわずか73分。そして映画の原題直訳は「ちっちゃなママ」。8歳の少女が時空を超えて自分と同い年の少女である母親と出会い、2人が不思議な友情を深めていくさまを繊細なタッチでいきいきと描写。これが映画初出演となる双子のJ&G・サンス姉妹が2人の少女を等身大で好演するのも微笑ましく、小品ながら珠玉の逸品に仕上がった。

秘密の森の、その向こう

祖母を亡くしたばかりの8歳の少女ネリーが森で出会ったのはなんと、同い年の少女たる母親だった。「燃ゆる女の肖像」のC・シアマ監督が新たに放った珠玉のファンタジー。

大好きな祖母がこの世を去り、8歳の少女ネリーは、両親とともに祖母の家を訪れる。しかし、自分の少女時代の思い出が詰まったこの家で遺品整理をするさなか、母親のマリオンは深い悲しみに襲われ、何も言わずにどこかへ消えてしまう。残されたネリーは、かつて母親が遊んだ森の中を探索するうち、ひとりの少女と出会う。同い年の彼女はマリオンと名乗り、ネリーを自分の家へと招くが、そこはネリーのおばあちゃんの家だった……。

作品データ

  • 原題/Petite maman
  • 制作年/2021
  • 制作国/フランス
  • 内容時間(字幕版)/73分
  • ジャンル/ドラマ・SF/ファンタジー

出演

役名 役者名
ネリー ジョゼフィーヌ・サンス
マリオン ガブリエル・サンス
ニナ・ミュリス
ステファヌ・ヴァルペンヌ
祖母 マルゴ・アバスカル

スタッフ

  • 監督
    セリーヌ・シアマ
  • 製作
    ベネディクト・クーヴルール
  • 脚本
    セリーヌ・シアマ
  • 撮影
    クレア・マトン
  • 音楽
    ジャン=バプティスト・ドゥ・ロビエ

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