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菅田将暉とＳＥＫＡＩ　ＮＯ　ＯＷＡＲＩのＦｕｋａｓｅがＷ主演したサスペンススリラー。殺人現場を目撃した漫画家は犯人をモデルにしたサスペンス漫画で成功するが……。

浦沢直樹の作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者、長崎尚志が10年を掛けて構想した企画を、「帝一の國」の永井聡監督が映画化。自分が描いた漫画通りに殺人事件を再現する殺人鬼に追い詰められる漫画家・山城を演じる菅田は人の良さを前面に出したキャラクターで存在感を見せる。そして人気バンド、SEKAI　NO　OWARIのボーカルを担当するFukaseが殺人犯の役。主人公にじわじわと迫っていくその姿は、本作で俳優デビューを飾ったとは思えないほどの存在感で、強烈な悪役ぶりを表現した。