
世界中で大喝采!磨き上げられた坂東玉三郎の珠玉の舞がよみがえる。狂おしい一途な恋心を踊り上げる「鷺娘」、人形浄瑠璃ベースの「日高川入相花王」の2作品を収録。
狂おしい一途な恋心を、時に静かに時に華やかに踊り上げるドラマティック作品「鷺娘」。1978年に初演、1984年にはメトロポリタン・オペラハウス100周年記念のガラコンサートにて上演され、大喝采を浴びた。その後、国内外で上演を重ねるごとに圧倒的な美しさと完成度を高め、玉三郎の代表作の一つに挙げられる。また、人形浄瑠璃を歌舞伎舞踊化した「日高川入相花王」は、人形振りで見せる趣向となっている。恋する安珍を追って清姫は日高川の渡し場にたどり着くが、船頭は川を渡してくれず、安珍への嫉妬と恨みの激情を燃やす清姫はついに…。人形遣いを尾上菊之助が、船頭を市川九團次が務める。
収録日・収録場所
- 2005年5月「鷺娘」/2005年7月「日高川入相花王」 /東京 歌舞伎座
出演
役名 | 役者名 |
---|---|
「鷺娘」鷺の精 | 坂東玉三郎 |
「日高川入相花王」清姫 | 坂東玉三郎 |
「日高川入相花王」人形遣い | 尾上菊之助 |
「日高川入相花王」船頭 | 市川九團次 |