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ボクの穴、彼の穴。The Enemy

ボクの穴、彼の穴。The Enemy
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松尾スズキの初翻訳で話題となった絵本をノゾエ征爾が舞台化。“見えない敵”と闘うテーマはまさに今の社会を映し、宮沢氷魚と大鶴佐助の体当たり演技に心揺さぶられる。

PARCO劇場オープニング・シリーズ第1弾「ピサロ」で、インカ王を神々しく演じた宮沢氷魚、そして将軍ピサロの小姓マルティンを繊細に表現した大鶴佐助の2人が演じる傑作舞台をお届けする。
戦場に残された2人の兵士が“見えない敵”におびえ、疑心暗鬼にかられていく物語。世界中が新型コロナウイルスに翻弄されている中で上演された作品だ。出演する宮沢は「自粛期間を経て、孤独を感じたみんなが他人事とは思わず受け入れ、感じることができる。だからこそ、この作品を2020年にやるのはすごく意味があると思います」、大鶴は「このご時世、誰のせいでもないけど、自分が怖いから疑心暗鬼になる。この舞台では、最後は“そうじゃない“って気づける希望がある作品です」とそれぞれコメント。そして翻案・脚本・演出を手掛けたノゾエ征爾は「今まで気楽に観られたものが、何かがよぎりながら観客は劇場に来るかもしれない。以前よりも覚悟を決めて舞台に臨まなければと思います」と意気込みを語る。ウイルスという“見えない敵”や猜疑心と戦わなければならない今だからこそ見るべきステージ。ぜひご覧いただきたい。

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ボクの穴、彼の穴。The Enemy

松尾スズキの初翻訳で話題となった絵本をノゾエ征爾が舞台化。“見えない敵”と闘うテーマはまさに今の社会を映し、宮沢氷魚と大鶴佐助の体当たり演技に心揺さぶられる。

戦場に掘られた“2つの穴”。それぞれ穴に取り残された2人の兵士は、何日間も銃声のみでお互いの存在を確認し合い、見えない敵への恐怖と疑心暗鬼にさいなまれていた。
戦争が始まった日、兵士たちには銃と1冊の冊子を渡されていた。「殺さないと殺される」。“戦争マニュアル”に書かれていたことが自分の信じるもののすべて。お互いがこの大きな力に操られ、見えない敵がどんどん大きなモンスターとなり、妄想が膨らんでいく。死の恐怖におびえ、孤独と戦った兵士たちはある選択をする…。誰も報われることのない戦争の中、彼らが見いだしたものとは…。

収録日・収録場所

  • 2020年9月21日/東京 東京芸術劇場 プレイハウス

出演

  • 宮沢氷魚
  • 大鶴佐助

スタッフ

  • 原作
    デビッド・カリ
  • イラスト
    セルジュ・ブロック
  • 松尾スズキ(千倉書房より)
  • 翻案・脚本・演出
    ノゾエ征爾

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