歌い、踊り、ほえるボブ・マーリーの姿と、鉄壁のグルーヴを生み出すザ・ウェイラーズとの、名盤『エクソダス』発表直後の「世紀の名演」と名高いライブ。
ボブ・マーリーの世界デビュー作となった1973年のアルバム『キャッチ・ア・ファイアー』は、コアな音楽ファンやミュージシャンには支持されたが、商業的な成功は得られなかった。彼の熱い歌が世界を席巻したのは、1975年発表の傑作ライブアルバム『ライヴ!』の大ヒットがきっかけだった。それに優るとも劣らない名演として知られるのが1977年7月にロンドンのレインボー・シアターで行なわれたライブだ。アルバム『エクソダス』のリリースに伴うツアーのハイライトとなったこのライブは、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの絶頂期を捉えた傑作。特に、名バラード「ノー・ウーマン、ノー・クライ」から始まる終盤の展開は激アツの一言だ。目を閉じ祈るように歌い、ドレッド・ヘアーを振り乱してシャウトするボブの神々しいまでの姿、ウェイラーズ&アイ・スリーズの熱演、ライブが終わっても鳴り止まぬ観客の歓声、すべてがすばらしい!
収録日・収録場所
- 1977年7月4日/イギリス・ロンドン レインボー・シアター
楽曲情報
-
Trenchtown Rock
-
Them Belly Full (But We Hungry)
-
I Shot The Sheriff
-
Rebel Music (3 O'Clock Roadblock)
-
Lively Up Yourself
-
Crazy Baldhead
-
War
-
No More Trouble
-
The Heathen
-
No Woman No Cry
-
Jamming
-
Get Up, Stend Up
-
Exodus