映画

タナー・ホール　胸騒ぎの誘惑

「キャロル」のＲ・マーラ、「ルーム」のＢ・ラーソンら、当時まだ人気が大きくブレイクする以前の新進女優たちが顔をそろえてフレッシュな競演を披露する青春学園ドラマ。

全寮制の女学校を舞台に、思春期を迎えた多感な女生徒たちが、恋愛や家族との関係などに悩み傷つきながら成長していく姿をみずみずしいタッチで綴った、2009年製作の青春学園ドラマ。その後「ドラゴン・タトゥーの女」で一躍注目を浴びるマーラが映画初主演を務めてフレッシュな魅力を放つほか、後に「ショート・ターム」で大きくブレイクするラーソンも、男性教師の気を惹こうとするいたずら好きな女生徒に扮して、小悪魔的な魅力を発揮。日本では、2018年になって遅まきながらようやく劇場公開された。