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逸品の酒の誕生秘話に迫る「銘酒誕生物語」。国内有数の観光地であるがゆえの浮き沈みを経験し、若き蔵人の情熱により復活を遂げた「浅間山(あさまやま)」(群馬)が登場
逸品の酒の誕生秘話に迫る「銘酒誕生物語」。監修の高木顕統(高木酒造「十四代」蔵元)が自信を持って推薦する銘酒蔵が登場する。
今回は群馬県で銘酒「浅間山(あさまやま)」を醸す、浅間酒造。浅間山を望み、草津温泉を付近に有する町、吾妻郡長野原町。古くから観光地として栄え、この地で生まれる酒は「観光の酒」といわれ、お土産のお酒として知られていた。浅間酒造6代目・櫻井武(38)は、東京農業大学醸造学科を卒業後、山形県の出羽桜酒造で2年間の修業を終え、2004年に蔵へ戻った。彼は、これまで実家が造ってきた酒にもっと改良を加える必要性を感じたという。
デリケートで、世界一品質管理が難しいともいわれる日本酒。櫻井は、製造後の品質管理をはじめ、製造法の改革に取り組んできた。さらに、群馬のこの地は野菜の生産が盛んな“野菜天国”としても知られるため、さまざまな野菜と合う食中酒を目指してきた。
その結果、徐々に女性にも高い人気を得てきているという。櫻井が改革に取り組んできた「浅間山」は、今や全国鑑評会で金賞を取るまで成長、完全に生まれ変わったのだ。現在は、観光地ならではの、飲食店やホテルとの連携も強固になり、「浅間山」は日本中から注目される酒になった。その裏側にあった、櫻井が描いてきた物語に迫る。(2018年)出演
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櫻井武(群馬 浅間酒造)
スタッフ
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監修高木顕統
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