映画

メン・イン・キャット

仕事第一で家庭を顧みなかった社長が、娘のプレゼントに買った猫と体が入れ替わり……。名優Ｋ・スペイシーが猫になってしまう主人公をほとんど声だけで演じたコメディ。

「ユージュアル・サスペクツ」で助演男優賞、「アメリカン・ビューティー」では主演男優賞と2度ものオスカーに輝く屈指の名優K・スペイシーが、なんと猫になってしまう主人公を演じるコメディ。超大物演技派が意外すぎる役に挑むミスマッチにも驚かされるが、体が思わず猫じゃらしに反応してしまう場面などのはまりっぷりに、ほとんど声だけの出演ながらその演技の幅を思い知らされる。監督は「メン・イン・ブラック」シリーズなどコメディの名手B・ソネンフェルド。共演陣もJ・ガーナー、C・ウォーケンと充実。