
ベルギーの振付師、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルの初期作品を、パリ・オペラ座のダンサーたちが踊る。バルトーク「弦楽四重奏曲第4番」ほか、計3作品を放送。
フランスのパリ・オペラ座バレエ団はルイ14世によって設立され、350年以上の歴史を持つ世界最古のバレエ団。ダンサーは併設されたバレエ学校で長い研修を受けた後、選抜されてバレエ団に所属する。今回放送するのはアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル振り付けのコンテンポラリー作品からの3つの短編。バックにはバルトークの「弦楽四重奏曲第4番」、ベートーベンの「大フーガ 作品133」、シェーンベルクの「浄夜」がそれぞれ流れる。2015年の収録。
【バルトーク「弦楽四重奏曲第4番」】
かつてケースマイケルも踊ったことのある作品。4人の女性が黒の衣装を身にまとい、ステージ上を跳びはねる。
【ベートーベン「大フーガ」作品133】
7人の男性とひとりの女性が登場。舞台装置はなく、躍動感あふれる速いテンポのダンスがステージ狭しと展開される。
【シェーンベルク「浄夜」作品4 弦楽オーケストラ版】
月夜の白樺林をイメージした幻想的な舞台装置を用いた演目。生活をともにする男性とは別の男性の子どもを身ごもった女性の心の内を綴った物語で、8人の女性と6人の男性が情感あふれる世界をダンスで描き出す。
収録日・収録場所
- 2015年10月/フランス・パリ オペラ・ガルニエ
バルトーク「弦楽四重奏曲第4番」
出演
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セウン・パク
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ジュリエット・イレール
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シャーロット・ランソン
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ローラ・バックマン
スタッフ
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振付アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
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音楽バルトーク・ベーラ
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芸術監督バンジャマン・ミルピエ
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舞台美術・照明デザインアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
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衣装デザインローザス
ベートーベン「大フーガ」
出演
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エトワールアリス・ルナヴァン
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エトワールステファン・ビュヨン
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エトワールカール・パケット
スタッフ
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振付アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
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音楽ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーベン
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芸術監督バンジャマン・ミルピエ
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演出ジャン=リュック・デュクール
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衣装ナタリー・ドゥーフィス
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衣装ローザス
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音楽分析ジョルジュ=エリー・オクトース
シェーンベルク「浄夜」
出演
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指揮ヴェロ・ペーン
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エトワールエミリー・コゼット
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エトワールマリ=アニエス・ジロー
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エトワールステファン・ビュヨン
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エトワールカール・パケット
スタッフ
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振付アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
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音楽アルノルト・シェーンベルク
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芸術監督バンジャマン・ミルピエ
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舞台美術ジル・アイヨー
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舞台美術アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
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照明ヴィニチオ・ケリ
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衣装リュディ・サブンギ
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音楽分析ジョルジュ=エリー・オクトース