作・演出松尾スズキによる21世紀の不幸を科学する「日本総合悲劇協会」の代表傑作。小日向文世、小池栄子、田口トモロヲ、仲村トオルら豪華キャストが集結。
<ストーリー>竹が名産の竹芳養(たけはや)町で「カリフォルニア」という名のドライブインを経営するアキオの元に、妹のマリエが息子のユキヲと供に14年ぶりに帰って来る。彼女は東京でアイドルとしてデビューした後、実業家と結婚、息子のユキヲをもうけるが、夫は事業に失敗して自殺してしまう。その影響で、ユキヲは人の話し声だけが聞こえなくっていた。
一方のドライブイン「カリフォルニア」は、バイトのエミコが働きはじめた以外に14年間たいした変化もなく、アキオの腹違いの弟のケイスケから聞かされる恋の話だけが救いとなっていた。
マリエ親子の帰郷をきっかけに様々な人が錯綜し始める中、ユキヲは不本意な死を遂げる。そしてユキヲは、自分が死に至るまでの時間を遡りはじめていた
収録日・収録場所
- 2004年5月1日/東京 本多劇場
出演
| 役名 | 役者名 |
|---|---|
| 我孫子アキオ | 小日向文世 |
| マリエ | 秋山菜津子 |
| クリコ | 片桐はいり |
| エミコ | 小池栄子 |
| マリア | 猫背椿 |
| ショウゾウ | 村杉蝉之介 |
| ユキヲ | 田村たがめ |
| 大辻 | 荒川良々 |
| 大塚辰哉 | |
| ヤマグチ | 松尾スズキ |
| ケイスケ | 田口トモロヲ |
| 若松 | 仲村トオル |
スタッフ
-
作・演出松尾スズキ