映画

スウェプト・アウェイ

音楽界＆映画界のスーパースター、マドンナがヒロイン役を演じた、話題の異色ラブストーリー。無人島に世話係の男性と漂着した上流社会のマダム。２人は愛に目覚めていく。

1974年のイタリア映画「流されて…」を、当時マドンナの夫だったガイ・リッチー監督（「スナッチ」）がリメイク。原作映画に出演したジャンカルロ・ジャンニーニの息子アドリアーノが、父親と同じ役を演じたのもユニークだ。しかし映画ファンをがっかりさせた作品・キャストを選ぶ“裏アカデミー賞”という呼び声もある第23回ラジー賞で、最低作品賞など5部門に輝いたのは残念。マドンナが歌う場面が無かったから？　一方、イタリアやマルタの美しい風景の観光ムードは大いに楽しめ、最低映画は言い過ぎかも。