放送カードプレビュー


大会第6日

男子シングルス2回戦

5月28日(金)午後5:55〜深夜0:00 コート1 第1試合
193chLIVE
錦織 圭
(日本)
VS
ノバク・ジョコビッチ
(セルビア)

解説:土橋 登志久 実況:河路 直樹

 1回戦で2セットダウンからの逆転勝利を手にした錦織は、ほぼ1年間の戦線離脱で「リズムも感覚もすべて失っていた」と言うが、今それを恐るべきペースで取り返している。初の全仏出場での2回戦の相手は、2008年の全豪オープン優勝者で現在世界ランキング3位のジョコビッチ。錦織にとってはもっともランキングの高い対戦者となる。
 これまで試合中ではなく、試合後に痛みが出るケースの多かった右ひじの具合が気がかりだが、万全を期した上で、どこまで通用するのか楽しみだ。錦織は2008年の全米オープン3回戦では当時4位のダビド・フェレール(スペイン)を破っており、その可能性は計り知れない。スピード感あふれる展開の中、錦織らしい多彩なプレーで大いに暴れてほしい。

※大会5日目に予定されていましたが、天候不良のため6日目に順延されました



大会第6日

男子シングルス3回戦

5月28日(金)深夜0:00〜午前5:00 フィリップ・シャトリエ 第4試合
BS-5ch/191chLIVE
ティーモ・デ バッカー
(オランダ)
VS
ジョーウィルフライ・ツォンガ
(フランス)

解説:坂本 正秀 実況:鍋島 昭茂

 前日にフランス期待のひとりガエル・モンフィスが姿を消し、肩の荷が重くなった感のツォンガ。1回戦あわやの苦戦から2回戦はその約3分の1の時間で試合を終え、エンジンがかかってきたようではあるが、ここで迎えるデ バッカーはかなり危険な相手だ。
 昨年100位を切って順調に50位までランキングを上げてきた勢いのある21歳。今大会、初めての全仏本戦でグランドスラム初白星を手に入れると、2回戦では32シード最後の枠に入ったガルシア ロペスに競り勝った。2006年にウィンンブルドン・ジュニアを制した元ジュニア・ナンバーワンだが、最も好きなサーフェスはクレーで、つい1か月前のバルセロナでツォンガは敗れている。特にフォアは要警戒。勝利のダンスにたどり着けるか。



大会第6日

女子シングルス3回戦

5月28日(金)深夜0:00〜午前5:00 フィリップ・シャトリエ 第5試合
BS-5ch/191chLIVE
アラバヌ・レザイ
(フランス)
VS
ナディア・ペトロワ
(ロシア)

解説:坂本 真一 実況:吉崎 仁康

 元女王アメリー・モレスモーが昨年引退し、スター選手不在となったフランス女子で最近主役争いに積極的に加わって来たのが23歳のレザイ。前哨戦のマドリッドを制した自信とともに、顔つきがますます勝ち気になった。元世界3位のペトロワには一昨年の全仏など2度の対戦で敗れているが、今のレザイにとっては全く恐れる相手ではないのだろう。一方、03年と05年の全仏でベスト4のペトロワ。しかし06年以降は3回戦止まりと振るわない。また、今季はセレナやクズネツォワ、クライシュテルスなど下馬評では不利な相手に勝って、パワー対決での強さを見せる一方で、格下相手の取りこぼしも多い。アップダウンの波がこの試合でどう出るか、それで勝負は決まる。


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