シンクロナイズドスイミング

足立夢実 （あだち・ゆみ）

◯出身地：埼玉県
◯所属：ミキハウス

＜成績＞

2010年　FINAワールドカップ　チーム・フリーコンビネーション 4位
2010年　アジア大会　チーム・フリーコンビネーション 2位

＜プロフィール＞

身長はシンクロ選手としては小柄だが、「和製デデュー」や「奥野史子の再来」との異名を持つほど、日本のシンクロ界の逸材とも言われ、水中から水上にジャンプする時の高さが武器。埼玉県立浦和東高校2年時に、デュエットで埼玉県代表として国体へ出場、シンクロナイズドスイミングの北京五輪1次選考会を突破して代表候補13人に選出された。国士舘大学に在学中の2009年、世界水泳選手権日本代表選考会でトップ通過、世界水泳選手権に出場している。2011年にはミキハウスに入社し、充実した練習環境と共にロンドン五輪に向けて更なる飛躍を目指す。

＜シンクロナイズドスイミング＞

競泳のように距離を泳ぎタイムを競うのではなく、水深3m以上のプール内で新体操のように音楽に合わせて演技し、技の完成度や同調性、構成、芸術的な表現力などの得点を競う競技種目。フィギュアとルーティンと呼ばれる2つの競技があるが、一般的にシンクロと呼ばれる場合はルーティン競技を指す。シンクロが五輪種目に正式採用されたのは1984年のロサンゼルス五輪からで、1984年大会から現在に至るまでの全ての五輪大会で日本選手団はメダルを獲得している。

情報提供：ベースボール・マガジン社