いよいよ明日に迫った第55回グラミー賞授賞式。現地ロサンゼルスでは、着々と準備が進んでおり、金曜日にはパフォーマンスを披露する出演者のリハーサルが行われた。そのリハーサルでひと際目立っていたのが、今年3部門にノミネートされているケリー・クラークソン。その理由は、ケリーがリハーサル中に明らかに緊張していたからだという。

リハーサルでケリーは、見事に当日披露をする数曲を歌いあげ、何も心配する必要はなさそうに見えた。しかし、実は彼女は大のスピーチ嫌い。どうやらケリーはグラミー賞授賞式で『ライフタイム・アチーブメント・アワード』を紹介する際にプロンプターの文章が長過ぎたらしく、うまくスピーチができなかったため、焦っていたという。

世界の歌姫も、どうやらスピーチが苦手という弱点があるようだ。しかし、彼女の良いところは、その日ステープルズセンターにリハーサルを見学しに来たファンを、会場から追い出さなかったこと。そんな奮闘中な彼女をスタッフ、ファン、そして一部のプレス・メンバーが一生懸命観客席から応援していたという。

また、緊張により目立っていたのとは別で、昨年12月にタレント・マネージャーのブランドン・ブラックストック氏と婚約したばかりのケリーの左手薬指には、婚約指輪が輝いていた。幸せ一杯のケリーのパフォーマンスが楽しみだ。