
グラミー賞は誰の手に? 注目のノミネート予想
いよいよ12月6日(木)に迫った、グラミー賞ノミネーションコンサート。注目される2013年グラミー賞に誰がノミネートされるのか、米紙『ローリング・ストーン』は以下のように予想している。
有力候補としては、「候補は人気ボーイバンドのワン・ダイレクション、オバマ大統領も勝利演説で使用し話題となったロック歌手ブルース・スプリングスティーンの"We Take Care of Our Own"、韓国人歌手のPsy、カーリー・レイ・ジ
ェプセンやゴティエら」だと伝えた。他の各ノミネート候補の予想は下記の通りとなっている。
◆年間最優秀アルバム
年間最優秀アルバムについては、「テイラー・スウィフトの最新アルバム『RED』は、グラミー賞締め切り日である9月30日後にリリースされているため、ノミネートの可能性は低いと言われている。一方、マムフォード&サンズのセカンド・アルバム『バベル』は、幸いグラミー賞締め切り前の9月24日にリリースされたためノミネートされる可能性がある。元コロンビア・レコードの社長のスティーヴ・グリーンバーグ氏は、フランク・オーシャがグラミー賞を今年多く受賞する可能性があると予想している」と報道。その他の候補としては、ブルース・スプリングスティーンの『Wrecking Ball』、ピンクの『The Truth About Love』、マルーン5『Overexposed』がノミネートされる確率が高い。
◆年間最優秀楽曲
年間最優秀楽曲としては、Youtubeで歴代再生数1位になったPsyの『GANGNAM STYLE (江南スタイル)』、カーリー・レイ・ジェプセン『Call Me Maybe』、ゴティエ『Somebody That I Used to Know』、マルーン5『One More Night』、リアーナ『Diamonds』、テイラー・スウィフト『We Are Never Ever Getting Back Together』、Fun.『We Are Young』らが候補にあがっている。
◆最優秀新人賞
“今年のグラミー賞はフランク・オーシャンの年になる”とも言われており、彼が最優秀新人賞を受賞する可能性はかなり高い。ただ、アメリカ・コロラド州デンバーをベースに活動するフォーク・バンドのザ・ルミニアーズ、カーリー・レイ・ジェプセン、ワン・ダイレクション、カントリー・ミュージック・アーティストのハンター・ヘイズにもチャンスはあると見られている。また、全米規模で行なわれているオーディション番組『アメリカン・アイドル』シーズン10(2011年)で史上最年少優勝したカントリーシンガー高校生スコッティ・マクレアリー、そしてシンガー・ソングライターのエル・ヴァーナーらにも可能性がありそうだ。
◆最優秀ロック・アルバム
最優秀ロック・アルバムは、ジャック・ホワイト『Blunderbuss』、マムフォード&サンズ、コールドプレイ、ブルース・スプリングスティーン、ボブ・ディラン『Tempest』、ヴァン・ヘイレン『Different Kind of Truth』、ザ・ビーチ・ボーイズ『That's Why God Made the Radio』らが有力。
◆最優秀ロック・ソング
最優秀ロック・ソングに最も近いのは、オバマ大統領の再選で舞台から退場する際に流れたブルース・スプリングスティーンの"We Take Care of Our Own"。あるいは、ボブ・ディラン『Duquesne Whistle』、イマジン・ドラゴンズ『It's Time』、ジャパンドロイズ『The House That Heaven Built』、アラバマ・シェイクス『Hold On』も候補となる。
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