「プロジェクト・ランウェイ オールスター2」 Tsubasa Watanabe インタビュー
  • Profile

    Tsubasa Watanabe(渡辺つばさ)

    日本でのモデルの仕事を経て、2004年にLAへ。2006年にはNYに移住し、NYコレクションやロンドンコレクション、さらには2008年秋にパリコレの「ベルンハルト・ウィルヘルム」に出演したほか、ロレアル・ジャパンの広告の撮影など、世界各地で幅広く活躍。NYでは「Major Model」に所属し、国際的なモデルとして活動する。2011年からは写真家としても活躍の場を広げている。2011年5月にはNYで開催された、東日本大震災のチャリティー・フリーマーケット「RAGTAG」のプロジェクトに賛同し、寄贈者として参加。
    番組ではウーリのモデルに。ランウェイでの圧倒的な存在感は必見。今回、本人役で日本語版の吹替えにも参加。
    さらに「オールスター2」の他、今後の「プロジェクト・ランウェイ」シーズンのファイナルにも登場。

    Tsubasawatanabe.com
    www.tsubasaphotography.com
    Instagram @Tsubi

  • 渡辺つばさ

Interview

Vol.1(12/2UP)
Vol.1

【モデルになったきっかけは何ですか?】

子供の頃からクラスで一番身長が高くて、周りから「モデルやらないの?」って言われて。当時はずっとピアノをしてたんですけど、意識するようになりました。また、雑誌でファッションショーの記事を見たとき「こんな世界があるんだ」と思い、自分で日本の事務所を回って日本でモデル活動をしていました。
高校卒業してからすぐアメリカに渡り、2年間LAに語学留学をして、それからNYに引っ越してモデル事務所を回りました。

【「プロジェクト・ランウェイ オールスター2」に出ることになったきっかけは何ですか?】

事務所から送られてきたオーディションです。実はオーディションの日に、風邪を引いて高熱を出していたんですけど、オーディションに行った方がいいかどうかぎりぎりまで悩んでたんです。結局、オーディションが終わる10分くらい前に「行こう!」と思って、すっぴんで、ほとんどパジャマのような格好でタクシー乗って行って、行ったら決まって。行って良かったなと。

【オーディションではどういうことをしたのですか?】

会議室のような部屋で、脚立にカメラがセッティングされていて、最初にポラロイドを撮って。それからウォーキングして、1分ぐらいで終わりです。

【視聴者にメッセージをお願いします】

デザイナーの方々が1着1着身を削って作ったものを、私たちモデルがより美しく見せるように歩く姿とか、そんな闘いもぜひ見て頂けたらと思います。

Vol.2(12/7UP)

【「オールスター2」のキャロリンの印象はいかがでしたか?】

素敵でしたね。きれいだし。テレビの彼女の方が、実物よりキリっとした印象です。オフの時の方が優しくて、フレンドリーで、素敵でした。

【デザイナーやモデルとは仲良くなりましたか?】

デザイナーのウーリとすごく仲良くなって、今でもfacebookでつながっています。エミリオとは、番組に出演する前に彼のプレゼンテーションに出たことがあって、「覚えてる?」みたいな話をしたりとか。あとカサノヴァも面白くて大好きです。モデルたちともすごく仲良くなって、今でもみんなと遊びます。

【番組ではどのくらい稼働しているのですか?】

フィッティングの日と審査会の日に、だいたい朝5時、6時に集合して、終わるのがお昼の3時くらいでした。

【審査会はどれくらいかかりますか?】

審査会で3回くらい歩きます。クローズアップのバージョンや全身のバージョン、といった感じで。審査の時間は、放送ではすごく短いんですが、本当はかなり長くランウェイに立っていて。それぞれ審査員がそれぞれ全ての服にコメントしていくので、すごく時間がかかるんです。
審査の間は基本的には待ちです。モデル全員でバックステージのところでずっと待ってるって感じです。

【番組のテーマでデザイナーが作った服は買い取れるのですか?】

ウェブサイトで最後にオークションになるんです。売り上げは確か寄付されるんですけど、私は第2回のドレスがどうしても買いたくて、実はビットしたんです。結構値段が上がってしまい買えなかったんですけど。

Vol.3(2/22UP)

【密かにモデルの皆さんで、優勝・脱落とか予想してました?】

いっつもしてました。そんな話ばっかり。でもほとんど当たりませんでした(笑)。いつも予想外の人が上がってきたりとか。でも審査員に言われると「確かにそうだな」とか。そういう話をよくしていました。

【番組で辛かったり、きつかったことはありましたか?】

基本的には楽しかったので、きつかった思い出はあまりないです。辛かったのは、第11回のテーマですごく大きい髪型をしたとき。普段、空き時間には横に寝転がったりとかするんですが、その時は後ろが大きいから寝られなくて、テーブルに物を置いて、(おでこをその上に置いて)ここにこうやって寝ました(笑)。

Vol.3

【ウーリの服の着心地はいかがでしたか?】

とても着やすかったです。他のモデルは座れない子とかいっぱいいて。待っている間、2時間ずっと立ちっぱなしとかもありました。

【フィッティングがいまいちで歩きにくいとき、歩き方を変えるんですか?裏で文句を言ったりすることは?】

ウーリの服は本当に歩きやすくて。ロングドレスの時は、踏んだら怖いと少し思ったんですが、歩くと風でなびいて全然大丈夫でした。
みんなそれぞれのデザイナーさんたちのことを好きになっちゃうので、何かあっても彼とか彼女を苦しめないために自分が頑張らなきゃみたいな感じで、文句を言うことは無いです。

【ウーリはシーズン3に出場した時は、リゾートっぽいドレスを作っていましたね。】

そう、彼女いわく私にインスパイアされたと。私たち2人の間で何かがビビビッときて、それからウーリはフェザーをたくさん使うようになったんです。最後に、実は私の名前「つばさ」は「Wing」っていう意味だよとウーリに言ったら、「やっぱりー、すごいー!」って(笑)。

Vol.3

Vol.4(3/1UP)
Vol.4

【ウーリ以外で、着てみたいデザイナーはいましたか?】

ウーリの服が大好きで、彼女の服を着ることができて本当に良かったですが、もし他に選ぶなら、優勝したアンソニーか、エミリオです。エミリオのドレスはディテールも本当にキレイでした。

【ファイナルランウェイは普段の回と違いますか?】

お客さんもいるので緊張感とかが全然違いますね。ヘアメイクさんも裏にたくさんいて、本当のショーと同じでした。

【TVではかなりドタバタに見えますが実際もそうですか?】

もうそのままです。カメラが3台くらい常にいるんですが、「ああしてこうして」とか言われることもなく、行われていることをただ撮っているだけですね。
Vol.4

【緊張はしましたか?しているようには見えませんでしたが…】

してなかったです(笑)。楽しかったです。

惜しくも優勝は逃しましたが、第3位おめでとうございます!