スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は15日、来月8日に開幕するUEFA EURO 2012TM(サッカー欧州選手権)に向けた最終テストマッチとなる、26日のセルビア代表戦および30日韓国代表戦に向けたメンバー21名を発表した。
今回の選考に当たっては、19日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝に臨むチェルシー、25日のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝でタイトルを争うバルセロナおよびA・ビルバオは対象外となったこともあり、A・マドリードのFWアドリアン、MFフアンフラン、DFドミンゲス、マラガのMFイスコ、ベティスのMF、ベンフィカのMFハビ・ガルシア、マンチェスター・ユナイテッドのGKデ・ヘアと、初招集および招集経験はあるもののまだデビューを果たしていない6選手がメンバー入りした。このうち、イスコおよびデ・ヘアの2選手は、韓国代表戦には出場せず、セルビア代表戦を終え次第、オリンピック代表に合流する予定となっている。
なお、27日に発表されるユーロに向けた最終リスト23名には、チェルシー、バルセロナ、A・ビルバオの選手が入ってくるため、メンバーの入れ替えが行われることになる。今回選ばれた21名からどの選手が外れるのか、当落選上にいると見られているチェルシーのFWフェルナンド・トーレスやバルセロナのFWペドロ、故障からの回復が微妙な状況にあるバルセロナのFWビジャらが招集されるかに注目が集まる。
デル・ボスケ監督は今回のメンバー選考の理由について、次のように説明している。
「好調なシーズンを過ごした選手を招集した。我々はユーロだけではなく、中期的な視点でチームプランを立てなければならない。実際、9月にはもうワールドカップの予選が始まるからだ。したがって、既に代表でプレーする準備ができているうえ、将来的には重要度が増すことが見込まれる選手が必要となる」
一方、ビジャの不在により注目を集めた前線では、バレンシアのFWソルダードおよびセビージャのFWネグレドが選ばれたものの、シャルケのFWラウールの招集は今回も見送られた。とはいえ、ビジャが最終的に間に合わなかった場合には、同選手に次ぐ代表通算ゴール記録を持つラウールに声が掛かる可能性もわずかながら残されている。この状況を認識するラウールは、27日に発表される最終メンバーでの逆転での代表入りに期待を寄せた。
「ユーロに出場できることを夢描いている。もし“ラ・ロハ”(スペイン代表)から呼ばれれば、一目散にチームに合流するよ。とはいえ、もしユーロ出場が無理だったとしても、サポーターとして代表を応援するまでさ」









