フランス代表のローラン・ブラン監督は9日、来月8日に開幕するUEFA EURO 2012TM(サッカー欧州選手権)に向けた第1次招集候補の12選手を発表した。
今回のリストは、はフランス国外のクラブに所属する選手が対象となり、R・マドリードのFWベンゼマ、バイエルン・ミュンヘンのMFリベリー、マンチェスター・シティのMFナスリ、マンチェスター・ユナイテッドのDFエヴラ、ミランのDFメクセスなどは順調に選ばれた。
ブラン監督はこの中で、オリンピック・リヨンからR・マドリードに移籍した2009年夏以来、最高のシーズンを送っているベンゼマに対して全面的な信頼を示した。
「ベンゼマは私にとって絶対的なレギュラーだ。彼は心身ともに成熟し、極めて完成度の高い選手になった。持ち前の自身の才能だけでなく、今では周囲も生かすことができる。その証拠に、彼はR・マドリードでも非常に重要な役割を担っている」
また、そのR・マドリードをUEFAチャンピオンズリーグ準決勝で下したバイエルン・ミュンヘンで、同じく過去最高のシーズンを送っているリベリーについては、メディアに対して過剰な報道を控えるよう釘を刺した。
「リベリーは、自身が最高のパフォーマンスを見せるためには、過度なプレッシャーから離れた所に身を置く必要があると考えている。バイエルン・ミュンヘンでの彼は、チームからの信頼の下で自由にプレーしている。彼に対しては、プレッシャーを与えるのではなく、信頼を寄せることが重要だ」
一方、ニューカッスルのMFカバイェおよびアーセナルのDFコシールニーも有力なスタメン候補であることを明言したブラン監督は、クラブチームでレギュラーの座を失っているチェルシーのMFマルダを招集したことについて、その理由を次のように説明した。
「代表のメンバーを若手だけで組む訳にはいかない。ユーロのような大きな大会において、若いチームは得てして問題を抱えるものだからだ。チームが安定したパフォーマンスを見せるためには、国際舞台で多くの場数を踏んだ経験豊かなベテランが必要だ」
なお、フランス国内のクラブに所属する選手が対象となる第2次招集候補は、15日に発表される予定となっている。









