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「僕の戦争」を探して

「僕の戦争」を探して

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レビュー一覧 現在、2件のレビューが登録されています。

イチゴを忘れるな ウォルシュ ★★★★☆ 2016/10/13 0:41

「僕の戦争」を探すって、何を探しに行くの? 邦題ってむずかしいなぁ。そんなことを思いながら鑑賞し始めた、事実に基づくストーリー。 種明かしは、スペイン人の英語教師アントニオが、「僕の戦争」を撮影中のジョン・レノンに会いに行くロードムービー。  スペインからイメージする情熱的なぎらぎら感や、それとなく折り込まれるフランコ政権下の抑圧や暗さは全く感じさせない、ほっこりと‘すべては楽しく切ない、そんなもんだ’と思わせてくれる物語。 道中出逢う人々との、素敵で心に響く印象的なせりふの数々を‘’で綴らせていただく。 毎晩寝る前に読む詩は‘一日の汚れを落とすシャワーみたいなものだ’と表現するアントニオ。 訳あり女性ベレンと早起きした際に、電気ならぬ‘君のために太陽を点けておいた’と空を見上げる。 身障者のブルーノに‘波をかぞえてるの?’と問いかけ、その父親酒場の主人カタランは息子の病気が何かと尋ねられ、‘病名なんかに意味はない’と答える。 アントニオがベレンと家出少年フアンホに語る、ビートルズ愛からの経験訓、‘歌は人を救う 自分が感じていることを 他の誰かも感じたことを知る すると孤独でなくなる 誰だってヘルプと叫ぶ 一生に一度ね’ せりふとともに、印象的な伏線も一つ。 中盤、酒場の主人カタランが栽培するイチゴが出てくるが、これが最後に重要な鍵となる。「イチゴを忘れるな」というセリフがあるが、イチゴを持って帰れよという意味のほかに、ストロベリー・フィールズ・フォーエバーになぞらえて、この地での出逢い・出来事を永遠に忘れるなよという思いも込められているのかなあと、感じた。  原題「Living Is Easy with Eyes Closed」目を閉じれば生きるのは簡単、だけど… しっかり目を見開いて未来へ進もう。なんていうメッセージも聞こえてきそうな、大らかな希望も持たせて、心にぽっと太陽が灯る、そんな心優しい気持ちにさせてくれる作品だった。  あだ名どおりになったではないかと、アントニオに温かい拍手を送りたいエンドクレジットの最後のカットは、絶対に見逃さないでほしい。

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Strawberry Fields Forever herocomeon ★★★★☆ 2016/10/12 14:07

このレビューはネタバレのため本文を表示していません。

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…あらすじは、WOWOWの解説の次のとおり。   『1966年、スペイン。   ビートルズが大好きで彼らの歌詞を使って子どもたちに英語を教える中年教師のアントニオは、憧れのジョン・レノンが、映画「ジョン・レノンの僕の戦争」の撮影で目下スペインを訪問中と知り、早速、愛車に乗って、映画の撮影現場へと向かう。   その途中、アントニオは、何やら悩みを抱えているらしい若い女性のベレン、次いで16歳の家出少年フアンホをヒッチハイクで拾い、彼らの不思議なドライブが始まる。』   原題の英語訳は、The Beatlesの「Strawberry Fields Forever」という曲の歌詞の一節の『Living Is Easy with Eyes Closed(細かいことなんか眼をつぶって、気楽に生きて行こうぜ……てなもんか?)』だ。   で、実話に基づいたストーリーとあり、ビートルズの大ファンとしては見逃す訳にはいかない。   で、ビートルズ大好き人間のアントニオは、フアンホにお前もビートルズは好きだろうと聞くのだが、フアンホはチョット躊躇った後、どっちかと言うと、ストーンズ、キンクスの方が好きだと言ったもんだから、アントニオはブチ切れて彼らを車から追い出してしまうのだった。   でも、怒ったのは嘘だよ〜んとして、また彼らを乗せてやる序盤から微笑ましかったな。   で、ジョン・レノンの撮影現場に到着した彼らだったが、当然の如くおいそれとは会わせて貰えなかったので、海辺のロッジに宿泊することにする。   で、ベレンは訳ありの文無しだったのでアントニオが宿泊費を払ってやり、フアンホはダイナーのような所で住み込みで働くのだった。   で、このダイナーの親爺はイイ奴だったが、近隣の農場主の男が乱暴者で何かとフアンホに難癖を付けるのだった。   ダイナーの親爺には身障者の少年がいて、ほろ苦い過去を持っているのだった。   で、あの手この手を繰り出して、アントニオはジョン・レノンにお目通りが叶い、イイ事ついでにベレンに求婚したりもするのだった。   でも、ベレンは訳ありの妊婦だったので返事を躊躇うのだった。   そもそも、フアンホが家出した理由は、髪の毛の長いのを父親から切れと頻りに言われて、父親の小煩い干渉を嫌ってのものだった。   でも、美容師の資格を持つベレンに髪の毛を短く整えて貰い、序にアッチの方も整えて貰うのだった。   そんな二人が、アントニオの優しい人柄に触れて、新しい一歩を踏み出していくロード・ムーヴィーだ。   アントニオが二人に語った次の言葉は印象に残ったな。   「人生は犬と同じだ。怖がると噛み付かれる。」   絶妙のタイミングで流れるThe Beatlesの「Strawberry Fields Forever」は何度聴いても名曲だな。   また、ラストでは、ジョン・レノンの生ギターでの「Strawberry Fields Forever」の弾き語りが流れるのだが、あれって、本物?   でも、そんなものがあるとは聞いてはいないが、ソックリさんが歌っていたものなのかなぁ?   結末の、アントニオが可愛い緑色の車で、フアンホに狼藉を働いた農場主のトマト畑をメチャメチャにぶっ壊す場面は溜飲が下がった。   で、オラッチもデカい声で、『Help!』と叫びたくなる快作だった。   なお、これ以降、The BeatlesのLPレコードに歌詞が付くようになったそうだ。   アントニオの賜物か……感謝です……m(__)m。

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2016.4.27 改定

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