- 大会第5日
- 男子シングルス3回戦
- 6/27
- (金)
夜8:55
〜深夜0:00
- センターコート 第1試合
ノバク・ジョコビッチ
(セルビア)
ジル・シモン
(フランス)
解説:土橋 登志久 実況:久保田 光彦
ジョコビッチの世界ランキングは2位だが、芝の実績が評価される独自のシード制度によって第1シードがついた。2回戦で35歳のラデク・ステパネクにセットを奪われたが、グランドスラムで2回戦までにセットを落としたのは2011年の全豪オープン以来。芝の前哨戦には出場せずウィンブルドンに臨んでいることもあり、前王者のギアが上がってくるのはこのあたりか。
世界44位のシモンとの対戦成績は、ジョコビッチの6勝1敗。08年の初対戦をシモンが制してから、ジョコビッチが連勝している。2010年末のデビスカップ以降、この3年半は対戦がないが、順当な予想を覆すだけの根拠は見当たらない。両者ともスピードを駆使した激しいストローク戦が繰り広げられるだろう。
- 大会第5日
- 女子シングルス3回戦
- 6/27
- (金)
夜8:55〜深夜0:00
深夜0:00〜午前7:30
- センターコート 第2試合
ペトラ・クビトバ
(チェコ)
ビーナス・ウイリアムズ
(アメリカ)
解説:神尾 米 実況:木村 季康
ウィンブルドン女王同士、長身同士のボリューム感ある対決だ。5度の優勝を誇るビーナスと、2011年に21歳で聖地を制したクビトバ。2000年から昨年まででビーナスとセレナのウィリアムズ姉妹以外でチャンピオンになったのは、このクビトバとシャラポワ、モーレスモ、そして昨年優勝してすぐに引退したバルトリしかいない。クビトバは、姉妹の支配力がもっとも強かった大会で生まれた、有力な将来のナンバーワン候補だった。
ビーナスの力は全盛時には遠く及ばないが、185cmの長身から放つサーブは今もツアートップを争うスピードだ。一方のクビトバも182cmの長身を誇り、左利きのサーブとパワフルなストロークが武器。対戦成績はクビトバの3勝1敗だが、全てフルセットの接戦だった。ウィンブルドン新旧女王の意地がぶつかる。
- 大会第5日
- 男子シングルス3回戦
- 6/27
- (金)
深夜0:00
〜午前7:30
- センターコート 第3試合
アンディ・マレー
(イギリス)
ロベルト・バウティスタ アグート
(スペイン)
解説:坂本 真一 実況:河路 直樹
「それでも、まだアンディがいる」――ブラジルで開かれているワールドカップ1次予選でイングランドが敗退すると、地元紙にそんな活字が躍った。錦織圭も同じ立場だが、イングランドは優勝候補を自負していただけに、昨年、英国人として77年ぶりにウィンブルドン優勝を飾った〈救世主〉への期待はケタ違いに大きい。1回戦でダビド・ゴフィンを退けて波に乗り、2回戦は僅か2ゲーム落としただけとほぼ完ぺきな勝ち上がりだ。
バウティスタ アグートはこの5月に初めて30位内にランキングを上げたスペインの新鋭で、マレーの優位は動かないが油断は禁物。アグートはクレー巧者だが、俊足を生かし、芝のサーフェスの前哨戦スヘルトーヘンボスでツアー初優勝を飾ってきた。ドローの先にはグリゴール・ディミトロフ、ファビオ・フォニーニ、ジョコビッチが待ち構える。マレーは省エネで突破したいだろうが…。
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※その他、注目のカードを放送予定