- 大会第2日
- 男子シングルス1回戦
- 6/24
- (火)
夜7:30
〜深夜0:00
- コート12 第1試合
ケニー・デ シェパー
(フランス)
錦織 圭
(日本)
解説:土橋 登志久 実況:河路 直樹
腰痛の影響で十分な練習ができないまま臨んだ全仏オープンの、悔しい初戦敗退から1ケ月。フィジカル的には「ほぼ100%」と胸を張って今大会に臨む。芝への順応力も年々高まり、テニスの面でも自信は昨年を上回るという。先々週のハレ大会ではベスト4入りし、フェデラー相手に攻撃的なプレーを見せた。
デ シェパーは73位だが、まずは203cm 102kgという巨体が目を引く。しかも左利きとくれば、当然サーブが武器。それを最大限に生かせるウィンブルドンが、グランドスラムではもっとも相性がいい。昨年はベスト16入りした。高いところから振り下ろされるサーブは体感スピードがさらに上がる。楽な試合ではないが、ツアー屈指のリターン力で強力サーブを崩していきたい。
- 大会第2日
- 男子シングルス1回戦
- 6/24
- (火)
夜7:30
〜深夜0:00
- コート12 第3試合
フェリシアーノ・ロペス
(スペイン)
杉田 祐一
(日本)
解説:坂本 真一 実況:木村 季康
杉田にとって待ちに待った大舞台。これまでグランドスラムの予選挑戦が17回、本戦まであと一歩の予選3回戦で涙を呑むこと4回――予選18度目でつかんだ本戦出場は、ツアー史上3番目という長い道のりだった。
東北出身者(宮城県仙台市)としては初の快挙をウィンブルドンでかなえたものの、試練は続く。初戦の相手、第19シードのロペスは、クレー巧者の多いスペイン勢に珍しいサーブ・アンド・ボレーヤー。しかも、前々週のクイーンズではマッチポイントをつかみながらの準優勝、前週のイーストボーンでは昨年に続いての優勝と最高の状態で大会に入ってきた。壁は厚く高いが、これは杉田にとって最初で最後のチャンスではない。持ち前の粘りと球際の強さで挑戦して欲しい。
- 大会第2日
- 女子シングルス1回戦
- 6/24
- (火)
深夜0:00
〜午前7:30
- No.1コート 第3試合
- ※早終了あり
ダニエラ・ハンチュコバ
(スロバキア)
ユージェニー・ブシャール
(カナダ)
解説:神尾 米 実況:久保田 光彦
全仏に続く若手の活躍が期待される今大会、中でも高い注目を浴びているのがトップ10入り目前のブシャールだ。強打と速い攻めは芝でも間違いなく有効。ウィンブルドン・ジュニアで優勝したのはわずか2年前のことだが、今年は全豪、全仏と連続してベスト4入り。ファンクラブも次々と生まれるテニス界のニューアイドルだ。
対戦相手のハンチュコバは現在34位の31歳とはいえ自己最高位は5位(03年)。ウィンブルドンでのベスト8入りはもう12年も前の02年のことだが、長い手足と美貌もあって根強いファンは多い。いわゆる〈美女対決〉と呼ばれる一戦だが、ブシャールが完全な世代交代を言い渡せるか。
※その他、注目のカードを放送予定